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No.98 555.55カラットの超大粒のブラックダイヤモンド、2月のオークションに登場!

BJI ブログ No.98

1月17日アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで初公開され、2月3~9日にサザビーズでオークションにかけられることとなったブラックダイヤモンドが今、話題となっています。

サイズは、555.55カラット、2006年にはギネス世界記録にもカットされたダイヤモンドとしては「世界最大」と登録されています。さらに2008年には米国宝石学会(GIA)とスイスの宝石研究所ギュベリンの両方が、世界最大のファンシーブラックナチュラルカラーダイヤモンドであると発表しました。またGIAのレポートによると、26億~38億年前に誕生したカーボナードブラックダイヤモンドと認定。わずかな窒素や星間に豊富に存在する水素、隕石だけに見られるミネラルのオスボルナイト(窒化チタン)が含まれていて、どうやら地球外からやってきた石だということです。

しかし、この石がどのように発見されたのか、またその詳しい歴史については今も謎のベールに包まれています。

これまで20年以上にわたって一個人が所有、その間全く公開されることがなかったブラックダイヤモンド。555.55カラット、4年の歳月をかけて職人が55面にカット。数字の「5」が目につきますが、これは中東の護符(邪視除け)である5本指の「ハムサ」(アラビア語で「5」を意味する)から着想を得たもので、現在の所有者の「5」への強いこだわりを感じさせます。

このブラックダイヤモンドの名前は「エニグマ」と呼ばれ、ドバイのほかにロサンゼルスやロンドンでも展示が予定されています。気になる販売価格、サザビーズの落札予想価格は400万~700万ドル(4億5500万~8億円)ですが、この大きさと出自からさらに高額で落札されるのではないでしょうか。

2月3~9日のオークションは、暗号資産による取引も受け付けています。果たしてどれくらいで落札されるのか、気になるところです。

ダイヤモンドと言えば、「無色透明」であることに価値があると思われがちですが、ブラックダイヤモンドは、1966年にスイスのドゥ グリソゴノ社がブラック&ホワイトのハイジュエリーのコレクションを発表して以来、高級ジュエリーに取り入れられました。一方、ブラックダイヤモンドを使った安価なジュエリーも見られますが、これは人工的に着色されたもの。ファッションジュエリーの一部として、遊び感覚で楽しみたいものです。

TOP画像:WWW.MICHAEL-BOWLES.COM

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