SDGs

SDGsの取り組みがなぜジュエリー企業に必要なのか?

Written by Brand Jewelry

地球が誕生したのは約46万年前と考えられています。この果てしない時間に対して、地球の環境の変化は加速化し、日々体感できるほどです。きっと多くの人がこの変化を肌で感じているのではないでしょうか? 研究者によると20世紀後半から始まった気候の変化は、過去2000年前を調査しても前例がないということです。

21世紀に入り、スマートフォンによる情報配信が世界中に拡大し、あらゆる地域で毎日起こっている出来事―天災、紛争、貧困、政治、経済などのニュースがすべてが瞬時に届くようになり、以前は闇に隠れていた問題が目に見えるようになりました。

地球上に蔓延する多くの問題を解決するために2015年、国連で採択された「持続可能な開発目標」、(SDGs<Sustainable Development Goals>=エス・ディー・ジーズ)の取り組みが、新型コロナ感染症の発生を機に注目されています。

ブランドジュエリー(BJI)では、ジュエリーの視点で、SDGsの取り組みついてリサーチし、配信していきます。

2021年4月、国際的機関であるRJC(Responsible Jewellery Council=責任あるジュエリーの協議会)」では、「なぜSDGsがジュエリー産業に重要なのか?」というテーマでウェビナーを開催しました。

RJCでは、SDGsの目標は17項目ありますが、その中で、まず4つの目標を目指しましょうと、提案しています。

RJCは、小売店、メーカー、鉱山会社と、ジュエリー関連企業が登録する国際機関で、ジュエリーの製造・流通において責任を持って行うことを掲げています。登録には厳しい審査に合格することが必要で、1〜3年ごとに審査があります。

SDGsの目標は2030年までに持続可能なより良い世界を目指し、下記の目標を掲げています。

1 貧困をなくそう

2 飢餓をゼロに

3 すべての人に健康を福祉を                                                          

4 質の高い教育もみんなに

5 ジェンダー平等を実現しよう

6 安全な水とトイレを世界中に

7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

8 働きがいも経済成長も

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

10 人や国の不平等をなくそう

11 住み続けられるまちづくりを

12 つくる責任つかう責任

13 気候変動に具体的な対策を

14 海の豊さを守ろう

15 陸の豊さも守ろう

16 平和と公正をすべての人に

17 パートナーシップで目標を達成しよう

上記のうち、RJCはジュエリー産業がまずできることとして、以下の4つの目標に向けた改革を提案しています。

5 ジェンダー平等を実現しよう

8 働きがいも経済成長も

12 つくる責任つかう責任

13 気候変動に具体的な対策を

ジェンダーギャップをなくすには、275年かかると推測されています。女性の独立性や活躍が認められる国がある一方、宗教や政情不安などで、働く機会を遮られたり、あるいは失業で貧困に苦しみ、安全に欠けた暮らしを強いられ、それによって精神的苦痛を受けている女性たちも大勢います。そういう女性たちを救うために企業が立ち上がるべきだと言います。

また、ミレニアムやZ世代​​は気候変動やサステナビリティを注視し、パーソナルなデジタルショッピングを楽しんでいます。彼らは商品がマーケットに送り出されるまでの背景の情報を詳しく知りたいと欲しています。こうしたニーズにジュエリー企業も応えなくてはいけないと、RJCは説明しています。

SDGsが掲げる目標を一気に進めるのは難しいでしょう。まずはSDGsへの理解を深め、何ができるのかプライオリティを選択し、ゴールを決めるのが良いと提案しています。大手ばかりでなく、中小の企業でもできることは必ずあると、RJCは締めくくっています。




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