SDGs

SDGsに取り組むデンマークのギャラリー、コンテンポラリージュエリー展「Up&Down」

Written by Brand Jewelry

デンマークと南アフリカを結ぶ、壮大なアートジュエリープロジェクト

2022年3月18日~4月7日までデンマーク・コペンハーゲンで、2022年8月11日から9月1日まで南アフリカ・ヨハネスブルグで「Up and Down(アップ&ダウン)」というタイトルで、コンテンポラリージュエリーの展示会が開催されます。

Upというのは、地球の北(つまり上)に位置するデンマーク、Downは地球の南側(つまり下)にあたる南アフリカを指していると同時に、浮き沈みの激しい人生そのものを表しています。南アフリカの7人とデンマークの7人の計14人のジュエリーデザイナーが参加、作品はさまざまな素材や技術を駆使して、文化的および地理的な違いや類似性、さらに私たちが日々の生活や仕事の中で経験している喜びや人生の節目などが表現されています。

デンマークからは、この展示会のデンマーク会場のマネジメント兼アーティストとして活動しているJanne K Hansen(ジャンヌ・K・ハンセン)がA4サイズの紙を使ったブローチ、ペンダント、イヤリングを出品。また同展示会のキュレータを担当したHelen Clara Hemsley(ヘレン・クララ・ ヘムスリー)の布を張り合わせてゴールドメッキをしたシルバーチェーンにつなげた可愛らしいブローチが目を引きます。

南アフリカからは、Geraldine Fenn(ジェラルディン・フェン)作の西アフリカのヴィンテージビーズやガラスの小さなビーズを使ったイヤリングが印象的。Gussie van der Merwe(グッシ・ヴァン・デル・メルウェ)は、銅やスターリングシルバーをメッシュのように編み込んだユニークなネックレスやイヤリングを出品。

他にもデンマーク、南アフリカともに個性豊かなアーティストたちの作品が勢ぞろいしています。

ところで、この展示会のデンマーク会場となっている「Gold fingers(ゴールドフィンガーズ)」は、2009年にJanne K. Hansen(ジャンヌ・K. ハンセン)とKarl Ejnar Nybo(カール・エジナー・ ニボ)の二人が営むジュエリーショップ兼ギャラリー。ゴールドフィンガーズという名前は、ジャンヌが「007」の映画「ゴールドフィンガー」から取ったもので、ジュエリーブランド名も同じ名前です。

同ブランドは、SDGsの取り組みにも積極的で、素材はすべて、フェアトレードメタルを使ったハンドメイドジュエリー。フェアトレードについては、当サイト、2022年3月14日付のSDGsのシャクティ・エレンウッドでもご紹介していますが、彼らは、フェアトレードのゴールドとシルバーを使ったジュエリーを製作したり、リフォームを受け付けています。現時点で、天然ダイヤモンドは持続可能な環境にはありませんが、最初の持続可能なダイヤモンドに向けて取り組むアフリカの多くのプロジェクトをサポートしています。トレーサビリティを重視する地元のサプライヤーとも協力し、オーストラリアとカナダからのダイヤモンドは石の出自が保証されているものを入手しています。

またカラーストーンでは、サファイアとスピネルは美しいことで知られるマダガスカルとスリランカ産を、地元の労働者と自然の両方を尊重する伝統的な採掘方法によって、すべて手作業で採掘しています。しかも今日のほとんどの宝石で行う熱処理はせず、非加熱石のみを使用するというこだわりよう。熱処理を施すと石の原色はより鮮明になりますが、二次色が薄くなり石がくすんで見えるようになるのだそう。加熱されていない宝石は希少性があり、石の価値が高まることもあり、ゴールドフィンガーズでは持続可能性と高品質であることを大事にしているということです。

ジュエリーを通してデンマークと南アフリカという遠距離を結び、「人と人とが創造性や多様性を認め合う」プロジェクトを企画しつつ、ジュエリーのフェアトレードやサステナビリティにも積極的に取り組んでいるゴールドフィンガーズ。これからも注目していきたいブランドですね。

トップ画像:www.goldfingers.dk



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