Deep Story

ジュエリー深掘り

SDGsを軽視して販売はできない欧米のアクセサリー

Text=Brand Jewelry


アメリカやヨーロッパではSDGsに取り組んでいるかどうかをチェックして商品を購入する流れが進んでいます。イギリスのアクセサリー「ブランチ・ジュエリー」は森林保存への貢献が認められ、イギリス王室の女性たちなどに日常のアクセサリーに選ばれています。

SDGs=持続可能な開発目標。2000年国連で採択された17の目標から、できるものを選んで、企業は達成に向けて努力しています。「社会参加の意識が高い欧米の消費者、特に若い世代はSDGsの取り組みを商品の選び方の基準としています。

ジュエリー業界はSDGsで何をしている?

ジュエリー業界では、目標「貧困をなくそう」に向かって、例えば、鉱山の採掘労働者の賃金を上げる、「ジェンダー平等を実現しよう」では、女性の能力を生かす、役員を増やす、などを行っています。「つくる責任、つかう責任」では、ジュエリーの製造者である企業が宝石や貴金属の入手先に責任を持ち、リサイクル技術の発展に努力する、といったことを目標に素材の調達から販売までを実施しています。

ダイヤモンドは紛争ダイヤモンド が世界的に問題視され、そのために2003年、原石の原産地を証明するキンバリープロセスが成立しました。2012年には金の世界的広報機関ワールド・ゴールド・カウンシルが、コンフリクト・フリー・ゴールド(紛争に関係のない金)の基準を打ち出しました。人間がすることなので、すべてが理想的に前進するとは限りませんが、指針を作ることで、業界も、消費者も意識に刷り込まれ、地球と人に優しい素材を求めるようになります。

伝統技術、森林保存のために、インドネシアで15,000本を植林

当サイトで販売しているブランチ・ジュエリー(Branch Jewellery)は、イギリス人女性ウェンディ・ピカード・ヤンのが、世界中を旅行している途中で立ち寄ったインドネシアの彫刻の職人と意気投合し、立ち上げたアクセサリーブランドです。伝統技術の彫刻を生かし、天然の木材と貴金属を組み合わせたアクセサリーを制作しています。

売り上げの一部を森林保存のために寄付し、インドネシアでこれまで15,000本の木を植林しました。アマゾンの熱帯雨林の支援にも協賛しています。そうしたウェンディの活動が評価され、ブランチ・ジュエリーは英国王室の女性たちや欧米のセレブリティの日常使いに選ばれることになりました。

スパイクペンダント¥5,500

スパイクの形のペンダント。素材はローズウッド。小さいけれど、洋服のアクセントになります。

ブランチ・ジュエリーでは茶や赤茶色を帯びたローズウッド(紫檀)を用いて、その天然の美しさをそのままに、化学薬品やワックスなどは一切使わず仕上げています。肌に優しく、軽くて、すっきりと身につけられるアクセサリーです。

BRANCH ラウンドリング ピアス ¥6,600

ローズウッドを丸くくり抜いてピアスにしました。シルバーのパーツの組み合わせが都会的です。

今年の夏は過去に前例のないほどの猛暑。この原因も地球の温暖化。ブランチ・ジュエリーを身につけることは、13番目の目標に「気候変動に具体的な対策を」の取り組みを支援することになります。

BRANCH ローズウッド フラットパーツのピアス¥5,500

耳元で揺れる感覚を楽しめます。軽量で、耳の負担になりにくいです。


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