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ショパールの342ctの超巨大なダイヤモンド原石。6つのジュエリーに生まれ変わる
Written by MACHIDA Akemi
カハラリ砂漠で採掘された342ctのダイヤモンド原石
クイーン・オブ・カラハリ
342ctのダイヤモンド原石「クイーン・オブ・カラハリ」。ショパールのサヴォアフェールが創造した最高傑作。
342ctという巨大な原石から生まれたショパール(Chopard)の「ガーデン・オブ・カラハリ」。原石が発見されたのは、世界最大級の高品質なダイヤモンド原石が採掘されることで知られるボツワナのカロウェ鉱山(カラハリ砂漠の一部)。この原石のカラーグレードはD、クラリティ(透明度)はF(フローレス)と、いずれも最高値が認定されている。その原石は、メゾンのアトリエの優れた技術力により、23石のダイヤモンドにカットされた。その中には、20ctを超える大きな石が5つ含まれている。クッションカット、ブリリアントカット、ハートシェイプ、エメラルドカット、ペアシェイプという主要なカットが施されている。そして、6点の魅力的なジュエリーに生まれ変わったのだ。
絢爛豪華なネックレスは遊び心に富んだデザインで、4つの方法で着用できる。ネックレスには3つのダイヤモンドのオーナメントがぶら下がっている。50ctのブリリアントカット、26ctのハートシェイプ、そして25ctのペアシェイプ。その3つのダイヤモンドは取り外すことができ、ペンダントとしても着用ができ、ネックレスはチョーカーとなる。ハートシェイプとペアシェイプのヘッドは、イヤリングとしても着用可能だ。このほか、2石のエメラルドカットダイヤモンドを添えたカフブレスレットや20ctのクッションカットダイヤモンドリングも作られた。
ショパールの共同社長としてメゾンを率いるキャロライン・ショイフレは、1年前に発見された巨大な原石を見るため、実際にカロウェ鉱山の露天掘りの現場に駆け付けた。彼女はその美しさに一瞬で虜になり、ジュエリーが完成するまでの工程のすべてを見守ったという。
ボツワナは、ダイヤモンドの鉱山が見つかるまでほとんど産業のない国だった。ショパールは救世主のように、この貧困に喘いでいた国を、採掘者のトレーニングや環境保護、社会福祉への貢献などで救おうとしている。
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BJ2017 SUMMER-AUTUMN