強くしなやかに、今を生きる女性に似合う高品質シルバージュエリー「DRAMATIC SURFACE」by Makiko Takahashi
Written by MACHIDA Akemi
デビアスダイヤモンド・インターナショナル賞を何度も受賞した髙橋まき子さん。日本女性として初となるアカデミー会員デザイナーのシルバージュエリー
「身につける人がつけるたびにワクワクして、人生をも豊かにしてくれる、そんなジュエリーを作りたい」（髙橋まき子さん）
最近はいろいろな場面で女性の活躍が目立つようになってきましたが、デザイナーの髙橋まき子さんは競争の激しいジュエリー業界で、40年以上も第一線で活躍しています。武蔵野美術短期大学を卒業し、企業のデザイン室チーフを経て、独立。1975年～90年にかけて、絹、漆など東洋的な素材を活かした作品を発表し、何度もデビアスダイヤモンド・インターナショナル賞を受賞しています。
「ダイヤモンドは永遠の輝き」というスローガンで知られるデビアスは、当時、世界的なダイヤモンドのプロモーションのために、大規模なデザインコンテストを実施していました。世界中の応募者の中から選ばれるという権威ある賞を連続して受賞した髙橋さんは、日本女性では初めてとなるアカデミー会員となります。受賞作のうち2作品はデビアス社に買いあげられ、「インターナショナルコレクション」としてイギリスに所蔵されています。
彼女の作るジュエリーは、白と黒、ダイヤモンドとオニキスなどシンプルでモダンなものが中心です。父が画家だったという髙橋さんは、幼い頃から芸術作品に接する機会が多く、美しい色彩や造形に興味を持っていました。デザインする上でいつも念頭に置いているのは、無駄をそぎ落とし、シンプルに、さまざなま素材の価値を最大限に活かすこと。「身につける方がつけるたびにワクワクして、人生をも豊かにしてくれる、そんなジュエリーを作りたい」と言います。
インスピレーションはどこからくるのでしょう。イメージはすべてのものから受けた感動から湧き上がります。特に草花、四季の移り変わりが織りなす自然の恵み、寺院の窓から見える切り取られた枯山水、あるいは近代建築やモダンな工業製品など、あらゆるものがジュエリーを作る上でひらめきの元となっています。
オンラインストアで販売中。計算された美しいカーブ。エッジにダイヤモンドを配したリング
1996年にはプラチナ・ギルド・インターナショナルのテレビ雑誌広告キャンペーン商品のデザインを手掛け、現在は企業のブランドメイキング、企画デザイン、企業内ジュエリーデザイナーの教育など幅広く活躍しています。
宝石を見て、その形からデザインを考えるデザイナーもいますが、髙橋さんはデザイン優先。つまり造形を見せるのにどんな石を選ぶのがふさわしいかを先に考えます。その造形がつける人の個性を引き出してくれたら嬉しい、そんなふうに髙橋さんは言います。例えば石を留めるための爪も、機能としての爪ではなく、造形の一部としてデザインしています。
高品質なシルバージュエリー「Dramatic Surface」は髙橋さんの代表作の１つでBrand Jewelry Online Storeでも購入できます。金属だけで曲面の美しさを徹底的に追求したリングやネックレス、イヤリングなどが揃っています。計算された美しいカーブの入ったリングは、ぐるりと全周どこを見ても美しく、人差し指にはめるとカッコよくきまります。エッジにはダイヤモンドが緻密にセッティングされ、ボリューム感のあるシンプルなデザインが目を惹きます。
オンラインストアで販売中。曲線のエッジにダイヤモンド。ワイド幅のシルバーバングル
シルバーは金属の中で一番反射率が高く、そのシルバーにプラチナを10％混ぜ、仕上げにロジウム加工をすることにより、酸化を防ぎ、永く愛用できるシルバージュエリーとなります。身につけていると、金属面に周りの色や形が映りこみ、ハッとするような不思議な輝きを見せるところも魅力です。
オンラインストアで販売中。シルバーにプラチナをプラス。ダイヤモンドが輝く、ロングイヤリング
上質なシルバージュエリーは、大人のカジュアルな装いに合うのはもちろん、フォーマルなシーンにも、また年齢に関係なく着用できます。シンプルだけど華やかな髙橋さんのジュエリーは、精神的に自立した女性にぴったり。変化の激しい時代の中を、夢と目標を持ってチャレンジする女性をより輝かせてくれます。
