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ブランドジュエリーオリジナルの特集記事です。

ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)、フレグランスのメイド・トゥ・オーダー サービスを開始。

Written by MACHIDA Akemi

世界三大調香師の1人と称されるメゾンのインハウス・マスター・パフューマー、ジャック・キャヴァリエ=ベルトリュードが、顧客の嗜好、想い出、ライフスタイル、香りの習慣などをもとに唯一無二のフレグランスを生み出す。


トランクやバッグをはじめ、洋服やシューズなどさまざなパーソナライゼーションのサービスを展開しているルイ・ヴィトン。メゾンのインハウス・マスター・パフューマ―であるジャック・キャヴァリエ=ベルトリュードと共に、フレグランスのメイド・トゥ・オーダー サービス、「オート パフューマリー」を開始します。

ジャック・キャヴァリエ=ベルトリュードとは、どんな人物なのでしょう。ルイ・ヴィトンの専属の調香師として新しい香りを生み出している彼は、祖父も父も調香師という一家に生まれ、世界三大調香師の1人と称されています。2012年以来、メゾンのために香水の聖地、南仏グラースにあるジャックのクリエイティブ アトリエ「レ・フォンテーヌ・パルフュメ」で至高のフレグランスを創造していますが、いよいよ顧客の要望に応じパーソナライズしたフレグランスを生み出すことになりました。「私のクリエイティブ アトリエで作られる唯一無二のフレグランスを纏っていただきたい」とジャック。

ジャックは、顧客の嗜好から、想い出、ライフスタイル、香りの習慣に至るまで、あらゆるカウンセリングを行います。特別なコンサルテーションの後、アトリエで調香をはじめ、数種類の配合を考案していきます。中東、アフリカ、アジアなど世界の隅々にまで赴き手に入れてきた最高級の原料を厳選し、顧客のパーソナリティに最もマッチした香りを創ります。

フレグランスの配合が最終決定するのに数カ月かかります。その後、アトリエの中心に設けられたメイド・トゥ・オーダーのフレグランス専門の空間「アトリエ・ダール」で、手作業で調合されます。

超一流の調香師、ジャックによって創られる「自分だけ」の香水。それは世界にたった1つという非常に贅沢なものです。完成まで時間がかかりますが、どんな香水が出来上がってくるのか、ワクワクしながら待つことになるでしょう。香りは目には見えませんが、その人の個性を表します。日本では香水をつける人とつけない人、さまざまですが、フランス人にとって香水は、自分らしさを表現する欠かせないアイテムだといいます。

香りの配合は、アトリエにあるルイ・ヴィトンのアーカイヴで永久に記録として残るのも嬉しいポイントです。ルイ・ヴィトンの専属調香師が創る自分だけの香水は、これからの人生をより豊かなものに変えてくれるでしょう。


世界三大調香師の1人、ジャック・キャヴァリエ=ベルトリュード。LOUIS VUITTON

ルイ・ヴィトンのメイド・トゥ・オーダー サービス「オート パフューマリー」。LOUIS VUITTON

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南仏グラースに佇むアトリエ「レ・フォンテーヌ・パルフュメ」。トップ画像も同じ場所。LOUIS VUITTON

 画像すべて©Louis Vuitton Malletier

取材協力:Louis Vuitton

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