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ブランドジュエリーオリジナルの特集記事です。

ケイト・モスとコラボ。メシカ(MESSIKA)のマラカイトやダイヤモンドのハイジュエリー

Written by Machida Akemi

ケイト・モスと手掛ける「MESSIKA BY KATE MOSS(メシカ バイ ケイト モス)」。国内初となるハイジュエリー展示会を開催。ボヘミアンスタイルやアールデコ様式を取り入れ、ドレスダウンした日常にも楽しめる。


肌に溶け込むような滑らかなダイヤモンドが好評で、レディ・ガガ、ビヨンセなど多くのセレブに愛用されているパリのブランド、メシカ。7月のオートクチュール期間で発表したイエローダイヤモンドなどを使用したハイジュエリーも話題となりましたが、そんなメシカが10月14日、国内初となるハイジュエリー展示会を開催し、ケイト・モスと手掛けた「MESSIKA BY KATE MOSS」より36点を展示しました。

「MESSIKA BY KATE MOSS」は、アーティスティックディレクターのヴァレリー・メシカと、モデル界のレジェンド、ケイト・モスの2人によって誕生したハイジュエリー。手元、胸元だけでなく、耳周りやヘッドドレス、ノーズピースなど、女性のあらゆる面を美しく輝かせることでジュエリーの限界を極限まで押し広げています。もっと好きなようにジュエリーを楽しんでほしいという2人の想いが込められ、前向きに生きる女性をさらにポジティブな気分にさせてくれるハイジュエリーです。

右上から、マラカイトのグラデーションが美しいリング「COLOUR PLAY(カラー プレイ)」は、ペアシェイプダイヤモンドが宙に浮いているよう。ヘッドドレスとリングはボヘミアンスタイルから着想を得た「BOHEMIAN CHIC(ボヘミアン シック)」。MESSIKA
左と中央のリングとネックレスはペアシェイプ、トライアングルカット、エメラルドカットなどさまざまなダイヤモンドを緻密に組み合わせた「EXOTIC CHARM(エキゾチック チャーム)」。右は優美なラインでケイト・モスのイニシャルKを表現した「TWISTED WAVE(ツイステッド ウェーブ)」のイヤーカフ。MESSIKA

ファッション的スパイスが効いたダイヤモンドジュエリー

ケイト・モスは90年代からずっと第一線で活躍しているスーパーモデル。数年前からメシカのアンバサダーを務めていますが、47歳となった現在でもモデル業はもちろん多方面で活躍し、あらゆる年齢層の女性たちの憧れです。

ケイト・モスの審美眼を反映させた今回のコレクションは、ケイト・モスのジュエリーボックスをアーティスティックディレクターのヴァレリーが見て、好みを知ることからスタートし、制作には約1年ほどかかったそうです。デザインにはケイト・モスの好きなスタイルであるボヘミアンやヴィンテージ調、アールデコ様式などを取り入れています。

ケイト・モスが好みだというカラーストーン、マラカイトの深いグリーンが美しい「COLOUR PLAY(カラー プレイ)」、ケイト・モスのイニシャルKを優しく結び付けたイメージの「TWISTED WAVE(ツイステッド ウェーブ)」など計9シリーズが揃います。好きなように重ねづけも楽しめ、ファッション性の高いところも魅力です。

徐々に日常の生活へと戻りつつあることを示すかのように、新しいスタイルのハイジュエリーを形にしたのは、パリの一角にあるアトリエで働く優秀な職人たちです。手作業により石留め、縁飾り、研磨など熟練の職人たちが何千時間もかけて、1点もののハイジュエリーを制作しています。

メシカは2005年、ダイヤモンドディーラーの父を持つヴァレリー・メシカにより創設。世界中から美しいダイヤモンドを集め、繊細でラグジュアリー、そして今のファッションにも合うジュエリーを数多く生み出しています。パリ本店の他にも、ロンドン、バルセロナ、アメリカなど世界各地にブティックがあり、日本では、2020年に国内初となる店舗を日本橋三越本店 本館6階にオープン、2021年の8月には伊勢丹新宿店4階に国内2店舗目をオープンしました。

TOP画像:ハイジュエリー「MESSIKA BY KATE MOSS」を身につけたケイト・モス。MESSIKA



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