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オードリー・ヘプバーンが演じたNYガール、ゴリー・ブライトリーがパーティを開いた部屋、メランコリーに耽ったベランダがあるレンタルルーム。

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公開から半世紀以上たった今でも繰り返し観られている映画『ティファニーで朝食を』。オードリー・ヘプバーンが扮した主役ゴリー・ブライトリーが夜な夜なパーティを繰り広げた部屋、メランコリーなムードに耽り、あの有名な「ムーン・リバー」を歌ったベランダなどを再現した高級レンタルルームがニューヨークに登場しました。海外旅行が自由にできるようになったら、こんな部屋を借りて、ニューヨークの街をヘップバーンのようにおしゃれして闊歩してみたいですね。

レンタルルームを運営するのは、アメリカのサブスクリプション・タイプの旅行会社INSPIRATO。世界中に一流のレンタルルーム1万件以上を契約して提供しています。サブスク制で、2500USDのパスを購入して利用します。会費はホテルの滞在費、サービス料などをカバーし、さらにパーソナルなトラベルプラン、コンシェルジュ、ハウスキーピングなど超一流のサービスを加え、サブスク料金以上の体験、満足が得られるというのがセールスポイントです。ホームページで目的地を選んで予約し、細かなプランを組み立てられます。サブスクはいつでも解除でき、旅行ができない時期は他のラグジュアリーなサービスを利用できます。

宝石店ティファニー で朝食を食べることができないのは周知の通りですが、原作者トルーマン・カポーティは「ティファニーで朝食を食べられる身分」という自由人をたとえて小説のタイトルにしたそうです。2017年ティファニーは本店の一部のスペースにThe Blue Box Cafe をオープンし（現在、改装のため閉店中、2022年に再開予定）、朝食を提供するようになりましたが、それをさらに充実させ、まるで映画のワンシーンに溶け込むようなゴージャスなレンタルルームです。

セントラルパークまで徒歩15分、外観は映画と同じレンガ造りで、大きさは約1360㎡、リビング、ダイニング、4つのベッドルーム、書斎、ワインセラー、映画鑑賞ルーム、バスルーム、ガーデンパテオ、テラスなどあり、家具もインテリアもすべて贅沢な設えです。

掲載画像：ベッドルーム。https://www.inspirato.com/destinations/new-york/residences/hepburn/