No.94 続々登場するゴージャスなジュエリーに目が離せない!映画「ハウス オブ グッチ」1月14日~公開
BJI ブログ No.94
アメリカでは2021年11月24日公開され、さまざまな物議をかもしている映画「ハウス・オブ・グッチ」。1995年ファッションブランド「グッチ」の創業者の孫にあたる3代目社長マウリツィオ・グッチが、ミラノで暗殺された事件をテーマにした伝記&サスペンスもの。監督はリドリー スコット、キャスティングには、レディーガガ、アダム ドライバー、アル パチーノ、ジャレッド レト、ジェレミー アイアンズといったそうそうたるメンバーが揃います。
日本では2022年1月14日に公開されることになり、ストーリーはもちろんのこと、そのゴージャスなファッションやジュエリーにも注目が集まっています。
時代は1980年代~1990年初頭、大粒ダイヤモンドやカラーストーン、存在感のあるイエローゴールドチェーンといったスタイルが主流。特にマウリツィオの悪妻、パトリツィアを演じるレディーガガの衣裳は予告編を見るだけでも期待が高まります。
コスチュームジュエリーの多くは、今までに古代エジプトをはじめ、1980年代までのジュエリーを映画会社へ貸出している実績のあるピッキオ社が提供。
たとえば、マウリツィオ役のアダム ドライバーとのゲレンデのスナップで見られる、ガガの黒のニットスーツにじゃらじゃらっとゴールドチェーンを幾重にも重ね、耳には大ぶりのタイプのイヤリングを着けたスタイル。クレジットには、他にもメジャーブランドが名を連ねています。
その1つが、ブルガリ。華やかなパーティーシーンで赤いドレスをまとったレディーガガが身に着けているネックレスは同ブランドの新作。24.92カラットの11個のオーバルのルビーに、77個のラウンドブリリアントカットダイヤモンドがセット。同じルビーのイヤリング、そして肩に大きなリボンが付いた赤いドレスとの組み合わせも絶妙です。
さらに目を引くのが、ヘリテージコレクションのネックレス。三角形をベースに、センターにエメラルド、両サイドに三角形のピンクトルマリンとオーバルのサファイア、エメラルドの周囲にアメシスト、その外側にメレーダイヤ、シトリンがセッティングされた手の込んだつくりで、元々は女優のリタ ヘイワースとパキスタンの外交官アリ ハーン王子の娘であるヤスミン アガ カーン王女が所有していました。
ブシュロンもまたレディーガガ着用のためのジュエリーを提供。セルパンボエムコレクションから、ダイヤモンドとゴールドのボエムネックレスとブレスレット、ダイヤモンドとピンクゴールドのポンポンネックレス、ブレスレットとしては、キャトルクラシックやヴァンドームといったおなじみのピースが登場しています。
映画の最初と最後では、マウリツィオ(ドライバー)着用のGが2つ重なったグッチのロゴマークデザインのピンキーリングとともにフレームがピンクゴールドの腕時計がクローズアップされていますが、これもブシュロンです。
パトリツィア(ガガ)がマウリツィオ(ドライバー)から贈られるびっしりダイヤモンド入りの婚約指輪は、どこのブランドなのかは不明ですが、映画の中ではちょっとした役割を演じる小道具の1つとなっています。(その内容は、映画を見てのお楽しみ!)
日本では1月14日封切りのこの映画、どんなジュエリーがどのシーンで使われているのか、それを探しながら見るのも楽しいかもしれませんね。
イタリアのアクセサリーブランド「ミシス」。ファッションが引き立つカラーとデザインに注目。コーラルカラーのロングネックレス。ブランドジュエリーオンラインショップで販売中。¥31,680
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