Written by Machida Akemi

ニナ リッチ(NINA RICCI)ジュエリーの新作のテーマは1948年に発表されたフレグランス「L’AIR DU TEMPS（レールデュタン）」。戦後の女性たちに元気をもたらした、あのコンセプトが蘇った！

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外出する機会が減る中、ファッションでは着回しを重視する傾向が続いていますが、なんだか服装がベーシックなものばかりでもの足りない、そんな気分の人も多いはず。マンネリから脱却、気分転換、モチベーションアップするなら、ニナ リッチジュエリーの新作をチェックしてみて！希少なパライバトルマリンや人気のガーネットを取り入れた女性らしさ溢れるジュエリー。これからの季節のファッションに早く合わせたくなるようなものばかり。

ニナ リッチジュエリーは、年2回発表されるプレタポルテのコレクションからインスパイアされて作られています。ニナ リッチらしいパリのエレガンスが隅々に感じられるジュエリーは、ファッションを愛する女性たちに人気があります。

コロナ禍にある今、メゾンの原点に立ち返りたいという想いから作られた今回のコレクション。テーマはフレグランスの「L’AIR DU TEMPS（レールデュタン）」。1948年に発売されて大ヒット、第二次世界大戦後の混乱の時代を飛び越えて、平和と再生、生命と愛、明るさと感動の象徴となったフレグランスです。ボトルデザインを手掛けたのはクリスタルブランドのラリック社。ボトルに冠された2羽のハトは愛と自由のシンボルとなり、以降｢レールデュタン｣はメゾンを代表とするフレグランスとなります。

先の見えない状況が続いていますが、戦後の女性たちを「レールデュタン」が夢を与え元気づけたように、今回のコレクションはニューノーマル時代を突き進む女性たちを応援するかのような、希望に満ちたデザインです。3つのラインナップは、どれも“美しさはシンプルさの中に存在する”というニナ リッチの本質が反映されています。1つずつ紹介しましょう。

1つ目はネオンブルーの輝きが美しいパライバトルマリンが印象的な『エクスプロージョン ビタミネ（ビタミンの爆発）』。植物や花の流れるようなラインがラグジュアリーで、身につけるたびに心が浮き立つような幸せな気分に。アール・ヌーヴォーを思わせる流線型のデザインが女性をさらに美しく輝かせます。光の当たる加減によって、パライバトルマリンとダイヤモンドがキラキラと輝きの連鎖をもたらし、顔周りが一気に華やぎます。パライバトルマリンは年々採れなくなっており、発色が良いきれいなものは流通量が少ないと言われます。

2つ目はアップルシェイプのボトルが可愛らしい香水「NINA」の魅力を、果実のような瑞々しいガーネットで表現した『ラ ポム（リンゴ）』。ガーネットの赤は、ニナ リッチのファッションを彷彿とさせるような鮮やかな色味です。カボションカットでりんごのぷっくりとした丸みを表現したミニマルなデザインは、シンプルな服装のアクセントに最適。赤々と燃えるようなガーネットはエネルギッシュで、女性をより魅惑的に見せてくれます。

3つ目はニナ リッチのエンブレム、鳩の羽からインスピレーションを得て作られた流麗なゴールドジュエリー『アンヴォル ポエティック（詩的な飛行）』。軽やかなシルエットは、羽が自由な風に乗って飛んでいるような洗練されたフォルムが印象的です。ニナ リッチのスカートのプリーツが、歩くたびにエレガントに揺れるようなイメージにも似ています。シーン問わずつけられ、女性らしさが一段とアップするようなジュエリーです。

ジュエリーはパリのアトリエで考えられたコンセプトを基に、日本の一流のクラフトマンによって作られています。宝石のセッティングや柔らかな曲線は1つ1つ手作業によるもの。熟練のジュエリー職人が素材の美しさを引き出し、ニナ リッチの華麗で気品に満ちたエスプリを具現化しています。身につければ、「今日もがんばろう」とテンションが上がるジュエリーです。

＊価格はすべて税込。

お問い合わせ:　エスジェイ ジュエリー 株式会社
TEL 03-3847-9903
https://www.sjj.co.jp/ninaricci/

＊トップ画像：ENVOL POÉTIQUE （アンヴォル ポエティック）K18。イヤリング¥457,600　ネックレス¥303,600 NINA RICCI