FEATURE

ブランドジュエリーオリジナルの特集記事です。

ルイ・ヴィトン の新作ハイジュエリー、圧倒される色彩。「Bravery ChapterII」

Written by Brand Jewelry

創業者ルイ・ヴィトン生誕200年に捧げて誕生したハイジュエリー「ブレイヴァリー」の第二段。


ルイ・ヴィトンの創業者は2021年に生誕200年を迎え、それを祝ってハイジュエリー「ブレイヴァリー」が発表されました。その第二弾であるチャプター2が今年春、登場しました。新作のデザインの基礎となっているのは、1854年に誕生し、ルイ・ヴィトンのアイコニックな存在として知られるトランクと、その特徴的なスタッズなどのディテールです。イメージを膨らませ、「ブレイヴァリー チャプター2」は多くの色彩豊かなストーンで表現しています。

メゾンのウォッチ & ファインジュエリーのアーティスティック・ ディレクターを務めるフランチェスカ・アムフィテアトロフは、 「本コレクションは、ルイの人生のメタファーです」と語ります。 「2021年6月に発表されたチャプター1で、私たちはルイのパリまでの道のりにおけるさまざまな行程を描きました。そして今回は、 彼のキャリアのハイライト──異彩を放つ特徴を持ったアイコニック なトランクの考案──を讃えることにしました。これは、ルイ・ヴィトンの新たなシグネチャーをハイジュエリーの世界に反映するという試みなのです」。

チャプター2を構成するのは、4つのテーマ──「ル・ミュルティパン」、 「ル・マニェティスム」、「ラ・ミニ・マル」、そして「カクテルリング」 です。ネックレス、リング、ブレスレット、 イヤリングのいずれのピースでも、 フランチェスカ・アムフィテアトロフは、エネルギッシュ、プレイフル、そしてカラフルなデザインを通して、メゾン創業者の並外れたパーソナリティに新たな光を当てました。デザインに命を吹き込んだのは卓越したサヴォアフェール(匠の技)を誇るパリのハイジュエリーのアトリエであり、それを表現するためにメゾンは細心の注意を払って類い稀なカラーストーンとダイヤモンドを厳選しました。

ピンクとグリーンのトルマリン、シトリン、 アクアマリン、タンザナイト……ルイ・ヴィトンは アイコニックな錠前を再解釈した「ル・ミュルティパン」 のネックレスには、100個を超えるカラフルな ストーンを散りばめました。完璧な孤を描く3連にセットされた合計100 カラットを超えるストーンが、42.42カラット という極めて稀少なラグーンブルー色のトル マリンと共に煌めきます。このネックレスとコーディネートされるのは、 20.67カラットのオーバルカットのピンクトルマリンを主役とするカフブレスレット。比類なきカラーストーン60個が、 ルイ・ヴィトンのシグネチャーである錠前に光のシャワーを浴びせています。本テーマはこの2つのジュエリーに加えて、マルチカラーのトルマリンイヤリング2点と、輝かしい色調のトルマリンリング4点によって構成されています。

「ル・ミュルティパン」ブレスレット。LOUIS VUITTON

20.29カラットのクッションカットの スリランカ産イエローサファイアを主役にした「ル・マニェティスム」ネックレスは、合計 152.86カラットのピンク、オレンジ、イエロー のトルマリンが煌めく2連デザインです。そのドラマティックなまで濃厚なイエローの輝きは、見る人を虜にします。イエローサファイアは、バゲットカットダイヤモンドをセットした Vモチーフ(金具の形状を象徴)から取り外すことができ、チェーンに付け替えて別々に使用する こともできます。

「ル・マニェティスム」ネックレス。LOUIS VUITTON
「ル・マニェティスム」リング。LOUS VUITTON


トップ画像:Bravery Chapter II 「ル・マニェティスム」リング(LOUIS VUITTON)






関連記事一覧

Translate »