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ジュエリーと、ジュエリーにまつわるさまざまなエピソード

No.176 ラングラー(Wrangler)、ダイヤモンドをちりばめた豪華なバックルをオークションへ!

BJI ブログ No.176

かつてはアメリカの労働者の作業着だったジーンズ。

今では、ご存知の通り年齢層を問わないファッションアイテムとなっています。古いものだとヴィンテージ物として高額で取引されることも。そんなジーンズとジュエリーに関連する、気になるニュースが飛び込んできました。

アメリカのジーンズメーカー、ラングラーがダイヤモンド入りのベルトバックルのオークションを開催しているんです。

それは、1973年からウェスタンのバックルやジュエリー、ウォッチを専門に製作しているモンタナ・シルバースミスとのコラボによるもので、2022年ラングラー創業75周年にちなんで、75個のダイヤモンドがあしらった1点もの。

バックルの四隅にはブルートパーズがセッティング。シルバーやゴールド部分のテクスチャーにも職人技が光っています。価格は40,000ドル相当だとか。

オークションは、アリゾナ州フェニックスにあるオークション会社ウェスタン・セールス・マネージメント(WSM)が主催し、オンライン形式で実施。入札は2022年11月、7,500ドルでスタートし、現在も値が上がっています。

終了は、2022年12月30日午後5時、落札者は2023年1月2日に電子メールで通知されます。

収益は、次世代のカウボーイ、カウガールの育成を目的とした非営利組織である2つの団体ウエスタン・スポーツ・ファンデーションとリード・チェンジズの間で均等に分割されることになっています。

アメリカのカウボーイは、鉄道が牛の輸送を行うようになる前の19世紀後半にピークを迎え、その後衰退。現在その人口は60万人で、そのうちの3分の1は女性です。牛の管理は映画のようなドラマチックなものとは程遠い骨の折れる作業であり、多くのカウボーイの年間収入は30,000ドル未満ということです。

ラングラー社の副社長のアレン・モンゴメリーがファッション業界誌 WWDに語ったところによると「ラングラーは1947年の創業以来、アメリカ西部のライフスタイルからインスピレーションを得てきました。私たちの目的は偉大なアメリカのカウボーイの文化と遺産を保護することで、仕事を通してルーツを知ることができます。カウボーイの精神を通して若者に力を与えることに専心している2つの組織と協力することこそ、75周年のフィナーレにふさわしいと考えています」

モンタナ・シルバースミスは、今回のバックル以外にもラングラー社とのコラボによる55~85USドルの「レジェンド・コレクション」というジュエリーラインを発表。カラフルなデニムモザイクのデザインが、ジーンズに映えます。

アメリカならではのジーンズ愛やカウボーイへのリスペクトが、ジュエリーを通して伝わってくるようです。

Top画像出典 : news.artnet.com


イエローゴールドをベースにした華やかなデザイン。センターストーンは0.5ctアップ、周囲にダイヤをセットしました。0.5ctというサイズは1ctの半分ですが、身につけると想像以上に大きな印象です。周囲をサテライトのようにダイヤモンドで取り巻いているので、ますます強い輝きを実感できます。鑑定書付き¥198,000オンラインショップはこちら。

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