ファッションの楽しさと環境改善を同時に実践する、イギリス発のウッドアクセサリーBranch Jewellery
Written by Machida Akemi
人と自然、地球環境に優しいSDGs重視のブランチ・ジュエリー(Branch Jewellery)。世界中のセレブ、英国王室の女性たちから、グウィネス・パルトロウ、ビヨンセ、クラウディア・シファーも愛用。
コーディネートの主役となるのがジュエリー。でもいつもお気に入りのジュエリーばかり身につけていてはマンネリ気味。何か新しいものが欲しい。そんな人にはイギリス発のブランド、ブランチ・ジュエリーがおすすめ。
ブランチ・ジュエリーは、木材と他の素材を組み合わせて、独創的でユニークな木製ジュエリーをメインに展開しています。英国王室の女性たちから、グウィネス・パルトロウ、ビヨンセ、クラウディア・シファーなどの有名人がカジュアルスタイルで愛用しているジュエリーブランドです。
SDGsに関する意識も高まりつつある今、身につけるジュエリーもサステナブルなものを選びたいという人も多いでしょう。ブランチ・ジュエリーはSDGsの動きが活発化する以前から、倫理的な素材の調達、環境や福祉への配慮に努めています。
売上の一部は植樹に充てられています
2003年に女性ジュエリーデザイナーのウェンディ・ピカード・ヤングによって設立されたブランチ・ジュエリー。特徴は、滑らかなウッドをメインに、貴金属と非貴金属、半貴石、クリスタル、時にはダイヤモンドなどの素材を組み合わせているところです。
インドネシアで地元の職人の手作業により、伝統的な方法で作られていますが、これにはデザイナーのウェンディの、バリの工芸技術を今後何十年にも渡って存続させたいという想いがあります。また、アイテムが販売されるごとに、売上の一部が植樹に充てられており、今までに10,000本の木が植えられました。
ニスやツヤ出しなどの化学薬品は一切使用していないところもポイント。木目の模様や色味など1つ1つがユニークな個性となるので、ネックレスやピアスどれをとっても唯一無二、同じものは2つとありません。
インスピレーションはアフリカ旅行で出会った先住民のアクセサリー
もともと若い頃からジュエリーに興味があったウェンディ。想像力を働かせて、どんぐりやひもを使ったネックレスを作ったり、ボタンやビーズに無限の魅力を感じ、カラフルなアクセサリーを作っては友達や家族にプレゼントしていたといいますが、ブランドを立ち上げるきっかけとなったのは、アフリカ旅行だそうです。
アフリカの市場や小さな屋台に立ち寄り、ウェンディは先住民が使用しているアクセサリーの大胆な形と天然素材に感銘を受けます。マラウイ共和国では、才能ある木彫り職人と出会い、友達になり、ブレスレットを依頼。出来上がったシンプルでとても美しいブレスレットを見て、自分はこれがやりたかったんだと気づきます。
シンプルで軽快なデザインが日本の女性にもマッチ
ブランチ・ジュエリーは世界中の高級デパートやブティックで販売され、世界各国で発行されている著名なファッション誌「VOGUE」や「ELLE」などにもよく取り上げられていますが、ベストセラーにもなっているローズウッドに手彫りでファセットカットを施したネックレスは日本の女性にも似合いそうです。
日本では紫檀として知られる茶や赤茶色の木材、ローズウッドは、切り口からバラのような甘い香りがすることからそう呼ばれていますが、腐敗せず長持ちするため高級家具や楽器にも使われています。
ローズウッドのネックレスはリボンで結んで着用するタイプなので、襟の形や洋服のデザインによって、自由に好きな長さで使用できます。軽いので長時間つけていても苦にならず、昼夜問わずどんなファッションにもマッチするところが魅力。冬の厚手のニットの上につけるのもいいですし、夏の首元の開いたワンピースにもぴったり。海のきれいな南の島への旅行にも持っていきたいジュエリーです。
ショッピンングサイトはこちら。https://brandjewelry.shop/magazine/category/item/itemgenre/category-price/price-50000/