BJI ブログ

ジュエリーと、ジュエリーにまつわるさまざまなエピソード

NO.225 夏。海に、プールに、身につけたいピアス。注意するべき事項をチェック!

BJI ブログ No.225

パリオリンピックの前哨戦とも言える「世界水泳2023」。さまざまな選手の活躍の中で、気になったのがピアスです。

たとえば日本では、2019年の闘病生活から奇跡的な復活を見せた池江璃花子選手。その時耳元にキラリと光っていたのが、左右素材違い(ゴールド系と透明系?)のフラットな丸いスタッド型のピアス。特にきらきらと輝くゴールド系が印象的でした。

他の日本の選手でピアスをしている人は見かけませんでしたが、欧米の選手たちは、男性も女性も結構つけていますね。池江選手がリスペクトする、スウェーデンのサラ・ショーストロムはゴールドの細めのフープ型。東京五輪、世界水泳背泳の金メダリスト、カイリー・マッケオンは、大粒の白(たぶんフェイクパール)のピアスとスタッドのプチピアスの2つを着用。他にもクロスのチャーム付きのゴールドピアスという南アフリカの選手や、ゴールドの小さいフープピアス4つ5つとをつけているイタリア(さすが、ジュエリー大国!)の選手も見受けられました。

こうした選手たちを見ていると、海やプールでピアスをつけたいな~と思う方もいらっしゃるのでは。

その時気を付けたいのが、素材選び。プールや海には塩素や塩分が含まれている、そして海の場合は強い日差しがあることも考慮に入れる必要があります。その際、気になるのがジュエリーに使われている素材。以下、NG素材をご紹介します。

1.メッキ素材
一般的には「金メッキ」があげられます。ゴールドフィルドもやめておいた方が無難。 

2.水に弱い石
パール、トルコ石、サンゴ、ラピスラズリ、コハクなど。

3.強い日の光に弱い石
アメジスト、メノウ、シトリン、ローズクォーツなど。

というわけで、着用するにあたり安心度の高いのがK18ゴールド、プラチナ、チタン、パラジウムなどの貴金属素材。そして、最近話題のサージカルステンレスにも注目。

医療用メスやその他様々な医療用器具に使われている合金で、海水による腐食にも強いという点が魅力。他にも重量がプラチナの1/3ほど、価格がゴールドやプラチナ素材の1/10という点も見逃せません。ただしアレルギーが全くないというわけではないので、気になる方はパッチテストを。

海やプールでジュエリー、特にピアスを楽しみたい方は、上記の点をぜひ気をつけてみてくださいね。
おっと、補足事項がもう2つありました。
日焼け止めクリームを塗るのは、ジュエリーをつける前に。1日の終わりには、ジュエリーを一旦外してメガネふきなどの布でふいてあげることをお忘れなく。

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