NO.232 その名も「マジックワイヤー」。不思議なほど柔らかなゴールド
金属は硬いと思っていますよね。実際には鉱物の硬さを表すモース硬度で見ると、ダイヤモンドが10に対し、プラチナは4.0〜4.5、金は2.5〜3、銀は2。想像しているほど硬くありません。転んだ瞬間に手で体を支えて、ゴールドリングをアスファルトでギザギザにした経験のある筆者。すぐに知り合いのジュエリーショップ に駆け込んで、磨き直してもらったことがあります。硬くない分、加工がしやすいというメリットもあるのです。
ゴールドとプラチナのどちらが良いというものではなく、描いたデザインを具体化するためにはどの金属を使えば加工しやすいかという基準で、ジュエリーの金属は選ばれます。硬いプラチナは直線を多用するアールデコ風のデザインに向き、曲線が多いアールヌーヴォー風のジュエリーにはゴールドが使いやすいと言われますが、それは過去の話で、技術が発達した現代は「好み」の問題かもしれません。
ゴールドジュエリーといえば、イタリアを思い浮かべる人はかなりのジュエリー通です。イタリアでは紀元前に栄えたエトルリアの金属加工が脈々と受け継がれているため、ゴールドの細工にかけては優れたメーカーが多いのです。有名ジュエリーブランドの中には、デザインはフランスで行い、加工はイタリア、というケースをよく聞きます。
今回紹介する「マジックワイヤー」は名前のとおり、魔法のようにしなやかなゴールドのラインが特徴です。腕や指、首にくるくると巻きつく18金のゴールドワイヤーにダイヤモンドやパールが付いていたり、楽しさのあるデザインです。形状記憶なので、着脱が簡単。細い、軽量なので、つけていることも忘れるほど。急いでいる朝もさっと、気軽につけられるジュエリーです。
この「マジックワイヤー」を10月、都内の百貨店で紹介します。くるくる動くゴールドのワイヤーを体験してみてください。Brand JewelryのTwitterやFacebook、メルマガなどお知らせしますので、購読者登録をお願いします。
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ダイヤモンドの合計0.5ct、トップの直径が約1.3cm。胸元で存在感を放つダイヤモンドネックレスです。フラワーモチーフになるようにいくつものダイヤモンドをセッティングし、一部に設けられた空間により、デリケートな雰囲気が漂います。プラチナ、イエローゴールド、ピンクゴールドの3カラーからお選びいただけます。
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