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ジュエリーと、ジュエリーにまつわるさまざまなエピソード

NO.302 運気アップ。馬蹄やホースビットで右肩上がりを狙え!

運気が下がっていると感じたら、ラッキーモチーフで挽回。幸運をもたらすホースシューやホースビットのモチーフで、グッチも人気拡大。

5月、6月はダービーのシーズン。世界4大ダービー(アメリカのケンタッキー、イギリス、アイルランド、フランス)がこの時期に集中しています。日本でも「東京優駿」が知られ、2024年は5月26日開催予定。

今回は馬に関連したジュエリーモチーフを2つご紹介します。まずは、ジュエリーショップでよく見かけるU字型デザイン、ホースシュー(馬蹄)。馬の蹄=馬の足裏ということで、ジュエリーのイメージからは遠い感じがしますよね。

かつて、ヨーロッパでは馬は生活に欠かせなかった大事な動物でした。馬のひづめを守る蹄鉄はお守りとして、また幸運をもたらすと信じられていたのです。扉に飾る習慣もあり、玄関に流れ込んだ「良い運気」を受け止め、溜め込んでくれると考えられています。結婚式の縁起物として、お祝いに贈ったりすることもあるのだとか。

U字型は、そのくぼみの部分に幸運をためていくことができるという言い伝えがあります。逆にU字型が逆さになっていると、「不運を落とす」といわれ、厄除けとして身に着けるとよいといわれています。シンプルなデザインは現在でも老若男女を問わず多くの人たちに愛されています。

個人的には、初めてジュエリーを購入したのは、K18ゴールドにダイヤモンドが一粒入ったホースシューのネックレスでした。いつの間にか忘れられ、今ではジュエリーボックスの片隅にいますが、改めてつけてみたいなと思いました。

そしてもう1つは、ホースビット、馬の轡(くつわ)。イタリアのブランド、グッチのシグネチャーとしても有名ですよね。ホースビットのシリーズは、最初はハンドバッグ、そして次は1953年ローファーを発表。ローファーは通称「ビットモカシン」と呼ばれて、大評判となりました。

その成功から、ホースビットのパーツを組み合わせたジュエリーも制作。今では、他のメーカーでもホースビットデザインのアイテムが多く見られ、普遍的なモチーフとして受け入れられています。

2023年、グッチはホースビット70周年を迎え、新しい解釈によるジュエリー&ウォッチを発表しました。やはり、本家ならではのオリジナリティと底力が感じられます。

日本でも「交通安全」のお守りとして車に飾るのを見かけたりしますが、これは「馬は人を踏まない」といわれていることに由来しているようです。ヨーロッパに比べると歴史は浅いです。
トップ画像出典:Gucci

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ゴールドに天然真珠を配したブローチ。19世紀制作のアンティークです。真珠の養殖技術が成功する以前のものなので、天然真珠です。そのため小粒です。ゴールドは厚みがあります。中心のラッキーモチーフの馬蹄です。
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