Text=Machida Akemi

新作の「ポセション」には、長年継承されてきたチェーン職人の高度な技が凝縮。くるくると回る、遊び心あるリングは、ご褒美に、記念日に、目標を達成した自分に贈りたい！

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ジュエリーに回転するという仕掛けを取り入れた「ポセション」は、ピアジェのアイコニックな存在。1990年代に発売されて以来ヒットし続けていますが、リング以外にもネックレスやバングルなどもあり、素材、色、デザインなどさまざまに展開していて、自分に合うものを選ぶ楽しさがあります。

フランス語で“所有”を意味する「Possession(ポセション)」には、愛する人を所有し、そして所有されるという情熱的な思いが込められています。自分だけのおまじないのように、右に左に回転させて前向きなパワーを得たり、ノスタルジックな思い出の時間に浸ったり。女性に寄り添うお守りのような「ポセション」から、ピアジェ誕生150周年を記念した新作リングが登場します。

チェーンのデザインが取り入れられたボリュームのあるリングは芸術品のよう。ホワイトゴールドの丸みのあるチェーンと、ピンクゴールドの細かく編まれたチェーンという2種の異なるチェーンで表現され回転します。繊細に散りばめられたダイヤモンドのパヴェが、リングを回すたびに光を受けて指の上で戯れるように輝きます。

新作のリングには、ピアジェで長年に渡って受け継がれてきた金細工技巧の粋と、ウォッチムーブメントを自社で一貫製造しているメゾンとしての革新的なアプローチが込められています。

サファイア、ルビー、ツァボライトが虹色に輝くリングも

マルチカラーサファイア、ルビー、ツァボライトなどをグラデーションに配置したレインボーカラーのリングも目を引きます。精緻に1つ1つ丁寧にセットされたブルーやグリーン、ピンクなどのジェムストーンは、ダイヤモンドのリングと並んで回転します。

通常 「ライムライト ガラ」ウォッチにエングレービングされる、ドラゴンスキンをモチーフにしたリングも登場します。オートクチュールのような雰囲気を纏った特別な5つのリングは、これまで受け継いできたクラフツマンシップのノウハウを結集した、ピアジェの歴史を感じるコレクションです。

始まりは150年前、時計のムーブメント工房から

ピアジェは1874年、スイスとフランスの国境にある標高1000ｍのジュラ山脈のラ・コート・オ・フェという小さな村で、時計のムーブメント部品のメーカーとしてスタート。メゾンの創立者、ジョルジュ=エドワール・ピアジェから、息子へ、孫へと技術は受け継がれ、メゾンは大きく発展します。2mmという極薄のムーブメントの開発など多くの業績を成し遂げると、次はジュエリーの世界に進出。ウォッチの評判が広まるにつれ、顧客はウォッチに合わせるイヤリングやリング、バングルなどをオーダーするようになります。

1959年にはジュネーブに初のサロンをオープン。「Piaget Horlogers Joailliers（ピアジェ ウォッチメーカー ジュエラー）」というシンプルな看板を掲げた店内には、丹精込めて作られたウォッチとジュエリーが初めて共に並べられました。リングの中央がくるくると回る「ポセション」のユニークなアイデアは、ウォッチとジュエリーの両方を手掛ける工房だからこそ生み出されたと言っていいでしょう。「ポセション」コレクションの新作は、6月26日から7月9日まで、阪急うめだ本店5階コトコトステージ51にて発売されます。創業150周年を記念して発表されたウォッチなども展示されます。

■ポップアップストア概要
会期：2024年6月26日(水)～7月9日(火)
会場：阪急うめだ本店 5階 コトコトステージ51 大阪府大阪市北区角田町8-7
時間：午前10時～午後8時 www.piaget.jp

トップ画像：

POSSESSION CREATIVE／ポセションクリエイティブ　￥4,928,000（税込）
リング　PG、WG、ダイヤモンド（1.75ct）　（Piaget）

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