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ジュエリーと、ジュエリーにまつわるさまざまなエピソード

NO.309 パリオリンピックへの前哨戦、鋭いスパイクを炸裂させる選手たちの胸元に輝く有名ブランドのネックレス

メーク、ヘアカラー、ネイルはもちろんジュエリー なんて禁止の日本のスポーツ界。時代は変わり、成り行きで解禁され、近年はオシャレ女子アスリートが急増。有名ブランドのジュエリーも首元で輝いています。

パリ五輪が近づく中、ちょっと気になっているのが女子バレーボール。6月13日のカナダ戦では2セットを先取しながら、次の3セットを落としてしまいパリ五輪の切符は後日へ持ち越し?と思いきや、14日、オリンピック出場の条件を満たしていることが確実になったというニュースが発表されました。

テレビで試合を見ていて「にわかバレーボールファン」となった身としては、ちょっと安堵しました。中でも個人的に注目しているのが、キャプテンでエースの古賀紗理那と安定感のあるサーブに定評のある宮部藍梨。技術的な面はもちろんのこと、身長は180㎝以上で手足も長いモデル体系、そして胸元に光るネックレスも気になっています。

2人が着用しているネックレスは、SNSでも話題になっています。古賀選手は2015年Vリーグデビューを果たした頃は、ファイテンの磁気ネックレスでしたが、2020年頃からティファニーへ。2022年からはヴァン クリーフ&アーペルのアルハンブラをつけていました。特に四葉のクローバーモチーフのアルハンブラネックレスは、SNSでもかなり反響があったようです。そしてパリ五輪前哨戦となる今回のネイションズリーグでは、カルティエのトリニティとおぼしきネックレス。セルビア戦では、トップの3つのリングがはっきりと映っていました。

一方、父親がナイジェリア人、母親が日本人のハーフの宮部選手。彼女が身につけているのは、カルティエのLOVEネックレスと推測されています。ネーションズリーグ公式サイトのプロフィールでは、「両親からもらったネックレスを肌身離さず身につけています」と語っています。まさに彼女にとってこのネックレスはなくてはならないもののようです。

海外の選手が試合中もジュエリーをつけているのはよく見ますが、日本の選手が着用するようになったのはつい最近のこと。元女子バレー全日本エースアタッカーでソウル、バルセロナ、アトランタと3大会連続のオリンピック出場を果たした大林素子さんによると、「私が現役だった1980年代のスポーツ界は、ジュエリーをつけるなんてとんでもないという時代。戦うには、顔はスッピン、髪の毛は黒、爪もネイル無しというのが当たり前でした。ましてジュエリーなんて、ネットに引っ掛かったり、突き指のリスクにもなるから言語道断といった認識だったと思います」と語っています。

でも若い女性ならおしゃれをしたいと思う気持ちは、今も昔も変わりません。大林さんは「日本では禁止されていたので、イタリアのセリエAでプレーした時はイタリアのゴールドクロスネックレスをつけていました。帰国後も引退するまでずっとつけていたら、若い選手たちもつけるようになりました」。

大林さんがいたからこそ、女子バレー選手も堂々とジュエリーをつけられるようになったのです。大林さん曰く「選手たちのジュエリーは、彼から?それとも親からの贈り物?いずれにせよ彼女たちにとって大切なお守り。それが頑張るエネルギーになり、試合でも支えになっているんです」。

日本選手たちにはお気に入りのジュエリーを身につけて、パリでもぜひ頑張ってほしいものですね。

画像出展 : victorina-vc.jp

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