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NO.327 盗難にあったドイツ、ドレスデン博物館の宝石、再び公開へ

世界的に宝石強盗が頻発しています。美術館、宝石店、高級ウォッチ店はセキュリティ強化が必要です

ドイツの東部、ドレスデンにある博物館、グリーンヴォルト。日本では「緑の丸天井博物館」と呼ばれています。41カラットの緑のダイヤモンド「ドレスデン グリーン」を所蔵していることで有名です。2019年11月その博物館から、かつてザクセン王が所有していた4,300個以上のダイヤモンドが盗まれ、窃盗に関わったとされる6名が逮捕、2021年9月2日にドイツの検察官により起訴されました。

当ブログNo.68でもグリーヴォルトを取り上げました。

その後、捜査の結果、ドイツ当局は2022年にほぼすべての宝飾品の回収を完了。2024年8月中旬、グリーンヴォルトで一般公開が再開されました。

現時点では宝石は進行中の法的手続きの一部であり、今も裁判所の所有とみなされているため、2022年12月に回収された時と全く同じ状態で展示されています。

グリーンヴォルトの盗難事件はすべて解決したわけではありません。49カラットの「ドレスデン・ホワイト・ダイヤモンド」を含むいくつかの宝石は、依然としてまだその行方がわかっていないのです。

この強盗事件が起こる前、グリーンヴォルトは、ヨーロッパで最も安全な建物の1つと考えられていましたが、今後はさらにセキュリティの強化が必要です。

2019年の盗難以来、閉鎖されていた展示室が再開されたことは喜ばしいこと。夏休みでもあり、多くの来場者が訪れています。行方不明のダイヤモンドも早く見つかってほしいものです。

日本でも注意したい宝石泥棒

宝石の盗難は日本でも連発しています。この8月は福井の宝石店で約500点が盗まれました。東京の銀座、御徒町では白昼堂々と強盗事件が起きています。宝石の街 御徒町では街全体でセキュリティ対策を始めたのこと。世界的に見ると、ドアが開放されている宝石店、高級店は日本くらい。多くの国では、プロレスラーのようなボディガードが銃を携帯し、ドアに立っていることも。日本の「安心安全」も徐々に失われていくのは嘆かわしいことです。

画像出展 : uk.news.yahoo

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