NO.336 オーストラリアの絶滅危惧種の動物、クオッカをモチーフにしたアーガイル産ピンクダイヤモンドジュエリー
かつては、ダイヤモンド産出国として世界の上位にランキングしていたオーストラリア。その多くが、2020年11月3日閉山した西オーストラリア州キンバリー地区にあるアーガイル鉱山のものです。アーガイルは、希少なカラーダイヤモンド、中でもピンクダイヤモンドを多く産出した鉱山として、今も語り継がれています。なんと、今市場に出ている世界のピンクダイヤモンドの95%以上がアーガイル産というからびっくり。アーガイル鉱山が閉山した今、新たなピンクダイヤモンドを定期的に調達することができなくなり、市場に出る機会もめっきり減ってしまいました。
ブランド化に成功した鉱山と絶滅危惧種
今ではもう産出されない「アーガイル産」のピンクダイヤモンドは、商標登録がなされArgyle Pink Diamonds™と記載、ブランドとしての価値がますます高まってきています。
そんな中で最近、オーストラリアの宝石商、リニーズ社がアーガイルのピンクダイヤモンドを使ったクオッカのオブジェを制作。その姿に「かわいい!」と注目が集まっています。クオッカとは、オーストラリアに住むカンガルーやコアラ、ワラビーと同じ有袋類で、体長は約40〜50cm(尻尾を含めても約65〜80cm)、体重約3〜4kg。ミニカンガルーといったところでしょうか。いつも笑っているような口元から“世界一幸せな動物”と呼ばれています。
日本では唯一「埼玉県こども動物自然公園」で見られます。2020年3月に同公園の開園40周年を記念して、オーストラリアから4頭が贈られてきました。日本でその子供が誕生し、現在では9頭が飼育されています。
クオッカは環境の変化に伴い、オーストラリア本土では絶滅の危機が叫ばれ、国際自然保護連合 (IUCN)によって絶滅危惧種に指定されている希少動物です。
西オーストラリア原産で、閉鎖されているアーガイルダイヤモンド鉱山と同じ地域であるという共通点がこのジュエリーを作るきっかけとなったそう。
アーガイルピンクダイヤモンドのクオッカは、 2つの部分で構成されています。1つは、K18イエローゴールドとピンクゴールドの枠に、3.39カラットのアーガイルピンクダイヤモンド、10.96カラットのホワイトダイヤモンドとアーガイルシャンパンダイヤモンドが敷き詰められたクオッカの本体の像。
2つめはクオッカが前足でしっかりと握っている1枚の葉っぱ。K18ローズゴールド枠に、2.99カラットのアーガイルピンクダイヤモンドがちりばめられています。この葉っぱはクオッカから取り外して、ベゼルセットのホワイトダイヤモンドが付いたK18ローズゴールドのチェーンに通してネックレスとしても着用できます。
リニーズ社は、アーガイル鉱山の運営会社リオ・ティントが、同鉱山の閉鎖後にダイヤモンドの遺産と由来を守るために2022年に立ち上げたプログラム、「アイコン・パートナー・プログラム」に参加しています。
クオッカのジュエリーは限定3点、リニーズ社公式サイトで50万オーストラリアドル(490万円)で販売されています。ぱっと見はピカチュウにも似ている?!。その愛らしい表情と「幸せな動物」というキャッチで、もう少しお手頃なジュエリーアイテムが出てくればいいのになあと思います。
画像出典 : linneys.com.au
養殖真珠が誕生する以前、世界の海を航海し、天然真珠をヨーロッパ大陸にもたらした海洋立国ポルトガル。首都リスボンに次ぐ第2の都市ポルトのパールジュエリーショップから買い付けた淡水真珠のピアスです。ぽってりしていて可愛いデザインです。
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0.5ctアップ ダイヤモンドペンダント(鑑定書付)
センターストーンは0.5ctアップ、周囲にダイヤをセットしました。0.5ctというサイズは1ctの半分ですが、身につけると想像以上に大きな印象です。さらに周囲をサテライトのようにダイヤモンドで取り巻いているので、ますます強い輝きを実感できます。価格以上のクオリティとゴージャス感があります。
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