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ジュエリーと、ジュエリーにまつわるさまざまなエピソード

NO.382 カルティエの展覧会、英国王室との深いつながりを探る。V&Aにて開催中!

「カルティエ:デザイン、クラフト、そしてレガシー」展が4月12日、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で開幕しました。

V&A博物館(ヴィクトリア&アルバート博物館)によると、「カルティエ:デザイン、クラフトマンシップ、そしてレガシー」は、イギリスで約30年ぶりとなるカルティエのジュエリーと時計に特化した大規模な展覧会ということです。

カルティエは、1847年にルイ・フランソワ・カルティエによって設立され、20世紀初頭までに彼の3人の孫、ルイ、ピエール、ジャック・カルティエがパリの小さな家族経営の企業を世界的に有名な企業に成長させたジュエリーメゾンです。カルティエはイギリス王室と緊密な顧客関係にあり、エドワード7世はカルティエを「王の宝石商、宝石商の王」と呼んでいたほど。1902年にロンドンに最初の店舗を開店してから、わずか2年後に王室御用達の称号を授与されました。

今回の展覧会では、20世紀初頭からのアート、デザイン、ジュエリー、腕時計、置き時計など、350点以上が展示されます。

展示品の概要は、王室コレクションやこれまで公開されたことのない個人コレクションも含まれています。たとえば、1910年に作られた数十個のダイヤモンドで飾られた極薄のブローチ、1953年から1967年までエリザベス女王2世の侍女長を務めたデヴォンシャー公爵夫人メアリー・アリス・キャベンディッシュが着用していたブラックオパールのティアラ、1920年代後半から1971年までカルティエで活躍した英国人アーティストのフレデリック・ミューが手掛けたブローチ、チャールズ3世から博物館に貸し出されたロイヤル・コレクションなど話題の作品がずらりと並んでいます。

展覧会は3つのパートに分かれています。1つ目はカルティエの独創的なデザインやスタイル、2つ目は技術的な創意工夫と卓越した職人技、3つめはブランドのイメージ作りへのアプローチや国際的な展開がテーマとなっています。カルティエ ロンドンの歴史にもスポットライトを当て、ティアラの展示で締めくくられます。

展覧会チケットは、最初の6週間のチケットは開幕前にあっという間に完売してしまいました。展覧会は2025年11月16日(日)まで開催され、公式サイトで予約できます。

展覧会関連書籍『Cartier(カルティエ)』も2025年5月27日に発売予定。256ページに及ぶこの書籍には、150点を超える作品が掲載されています。日本ではアマゾンで購入可能です。

https://www.theguardian.com/internationalの記事の抄訳です。


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