Text=Brand Jewelry

フランスの王侯貴族にジュエリーを納めてきたメレリオ。その歴史は400年以上にもなり、今でも創業ファミリーが継承する稀有な企業です。

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フランス王室は17世紀から18世紀初頭、「太陽王」と呼ばれたルイ14世を頂点に絶大な権力をヨーロッパで誇ります。フランス革命によってフランス王室の資産は散逸してしまいましたが、1810〜1830年代のフランス王政復古期、ジュエリーメゾン、メレリオはシトリンやアクアマリン、アメシストなど、色彩豊かな宝石と繊細な金細工を組み合わせたジュエリーピースを制作し、ヨーロッパの宮廷や貴族たちを魅了しました。その血筋は続き、現代も経営のトップに立っています。

メレリオは1613年、パリに創業し400年以上にわたり、王侯貴族から現代のセレブリティまで、名だたる顧客にジュエリーを届けてきました。長い歴史の中で培われた芸術性と職人技を受け継ぎながら、メゾンは今もなお、次世代へと受け継がれるべきジュエリーをつくり続けています。こうした歴史的な作品に着想を得て生まれたのが、「ピエールリー（Pierreries）」です。アーティスティック・ディレクターのロール＝イザベル・メレリオは、19世紀の美意識に現代の感性を重ね、このコレクションを生み出しました。

コレクションでは、イエローゴールドの輝き、ピンクゴールドの柔らかさ、グリーンゴールドの力強さを織り交ぜた台座に、色彩のバランスを見極めて選ばれた宝石があしらわれています。さらに、植物をモチーフとした繊細な装飾が施され、メレリオが大切にしてきた自然主義の美学が息づいています。

「ピエールリー」は、肌の上で宝石と金細工の色彩と質感が響きあい、存在感を放ちます。それぞれが芸術作品でありながら、日常の装いにも自然に溶け込む美しさを備え、現代を生きる女性の美しさをいっそう際立たせます。

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＊トップ画像：「ピエールリー」ローズ　ネックレス（メレリオ）
＊すべて税込
Mellerio 公式HP: https://www.mellerio.jp/