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No.158 パンドラ、期間限定でキース・ヘリングとのコラボによる初のアートコレクションを発表

BJI ブログ No.158

「2021年5月4日以降、制作するジュエリーに使うダイヤモンドは、合成のものしか選ばない」と発表し、合成ダイヤモンドを使ったコレクションを発表。また、2022年3月のロシアによるウクライナへの侵攻には、いち早く、ロシアとウクライナでの営業を中止。ウクライナへの人道支援としてユニセフに100万ドル(約1億1500万円)を寄付するなど、ジュエリー企業の中でエシカルな活動で知られるパンドラ。

期間限定で、シンプルながらインパクトのある画風で知られるアーティスト、キース・ヘリングとのコラボによるジュエリーを販売します。

キース・ヘリングと言えば、アンディ・ウォーホルやジャン=ミシェル・バスキアといった、1980年代のアメリカのモダンアートを代表するアーティストの1人。

ニューヨークの地下鉄の広告板に描かれたコミカルで楽しい落書きが地下鉄の通勤客の間で評判となり、その後各地で展示会が開催され、世界中にその名が知られるようになりました。1988年エイズと診断され、その翌年には、「HIV・エイズ予防啓発運動」を続けていくため、彼の名を冠した財団を設立しました。

1990年ヘリングの死後、彼の作品や大胆なラインや鮮やかな色彩といった彼の作品におけるレガシーは、同財団を通じて生き続けています。

こうしたヘリングの芸術と文化面における重要性に触発されたパンドラは、彼に敬意を表して新しいコレクションを製作しました。パンドラにとっては初のアートコラボとなるこのコレクションは、チャーム、リング、イヤリング、ブレスレット、ネックレスを含む12アイテム。吠える犬、天使の赤ちゃん、ハート、躍動感あふれる人の動きなどヘリングの印象的な作品をラインナップ、価格は9,900円~38,500円となっています。

パンドラのチーフ・プロダクト・オフィサーであるスティーブン・フェアチャイルドは、「ヘリングの哲学には開放感と親しみやすさがあり、それはまさに私たちパンドラにも通ずるものがあります」とコメントしています。

同社によると、このマーケティング キャンペーンでは、1980年代のニューヨークのダウンタウンで見られるシーンが創造力のベースとなっていたことに焦点を当て、現代のラッパー、ブレイク ダンサー、スケートボーダー、バケツ ドラマーなどが参加する予定です。

他のブランドやアーティストとのコラボレーションにより、パンドラの認知度が、アート、ファッション、音楽の世界にまで拡大すると、同社は述べています。

キース・ヘリング x パンドラ コレクションは2022年9月29日から2022年11月29日まで、オンラインとパンドラ ストアで販売されます。

遊び心あふれ、エネルギッシュな人の動きのデザインは、身に着けるだけで元気をもらえそうです。

パンドラ日本公式サイト:

https://jp.pandora.net/ja/discover/style/keith-haring-x-pandora/


TOP画像出典:© Keith Haring Foundation. Licensed by Artestar, New York

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