蠍座(10月24日~11月22日)の星座石は、奇跡とも言える虹色の宝石オパール
蠍座の星座石は、オパール、ガーネット、サンゴ、マラカイト。秋冬のファッションに上手にコーディネートしながら、運気アップを狙いましょう!
Written by MACHIDA Akemi
神秘的な模様や美しい色を持つ宝石には特別なパワーが宿っているとされ、古代エジプトの時代から魔除けとして使われてきましたが、ストレスフルな今の時代、原点回帰でジュエリーをお守りとして持つ人が増えています。
ジュエリーは好きな石やデザインから選ぶのが一番ですが、幸運が訪れると言われている星座石から選んでみるのもありかもしれません。
虹色のオパールが幸せを引き寄せる
蠍座の人は、責任感が強く努力家タイプ。他の星座にはない独特なオーラがあり、ミステリアスなところも魅力です。探求心も強く情熱的な一面もある、そんな蠍座に幸せを運んできてくれる星座石はオパールです。
明るいエネルギーに満ちた宝石、オパールは角度によって赤、青、緑など違った色を見せ、まるで色が踊っているかのようなplay of color(遊色効果)が最大の魅力です。
オパールは世界中で人気がありますが、特に日本人好みのする宝石だと言われています。1980年代、日本がバブル景気に沸いた時代に大量に輸入されたのがブラックオパールです。濃い地色にブルー、グリーン、オレンジ、レッドなどが浮かび上がるブラックオパールは今でも根強い人気があります。
ぷるんとしたエチオピア産のウォーターオパールも人気
地色がオレンジや黄色のメキシコオパールは、遊色効果がメラメラと炎のように見えるものもあります。最近ではミルキーがかったホワイトオパールや、水のような透明感のある地色にオレンジや黄色の虹色が見られるウォーターオパールが人気です。特に近年、色鮮やかなエチオピア産のものが市場に出回っているようです。
角度によって幻想的に色が変わるオパールは何度見ても飽きることはありません。オパールの石言葉は「幸福」「希望」「歓喜」「好転」など、明るい未来へと導いてくれるようなワードが多いのもポイント。地色、色彩の数、主な虹色、石の大きさ、透明度などさまざまな要素があり1つとして同じオパールは存在しないので、人と違ったものを身につけたいと思う方にはおすすめの宝石です。
ガーネットやサンゴの赤でより魅力的に
ミステリアスな蠍座に似合う色は、ずばり赤。燃えるような赤の宝石を積極的に取り入れていきましょう。ガーネットとサンゴも蠍座の星座石です。ガーネットは実りの象徴と言われ、結晶が種のように岩石にびっしりと張り付いている様子がざくろにそっくりなため、和名では柘榴(ざくろ)石と呼ばれています。
ガーネットは熟成されたボルドーワインのような濃い赤の他に、ピンク寄りの赤や、オレンジがかった赤もあり、たくさん種類があるので購入する場合はネットや実店舗を見て回り、じっくり調べてみるのも楽しいでしょう。
艶やかな印象を残すのは「血赤」と呼ばれる真っ赤なサンゴです。海のパワーを秘めたサンゴは、出産のお守りや、子供の成長を願うものとして古くから世界中で愛されてきました。イタリアやフランス、スペインなどの地中海でも採れますが、血のような深い赤の高知県産のサンゴは世界でもトップランクに位置付けられています。
サンゴと言えば昔は、数珠やシンプルな1粒ネックレスなどがほとんどでしたが、最近はゴールドのパーツに赤や白のサンゴを組み合わせたモダンなデザインのものも多く、今のファッションにすぐ合わせたいと思えるものが増えました。
深いグリーンカラーと、濃淡の縞模様が魅力的なマラカイトも蠍座の星座石です。緑色は流行色でもありますが、落ち着いたマラカイトのグリーンカラーが、秋冬のシックなファッションにもしっくり馴染みます。「再会」という石言葉もあるので、身につければ最近会ってなかった人との思わぬ出会いがあるかもしれません。
願いが叶い、幸せを運んできてくれると言われている星座石。宝石の種類が多いので、選ぶ楽しみもあります。月ごとに決められた誕生石と重ねづけすれば、お守り的な要素も強まりそうです。
TOP画像:Margot McKinney/Brand Jewelry2017 SUMMER-AUTUMN
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