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ジュエリーと、ジュエリーにまつわるさまざまなエピソード

NO.250 ハワイのジュエリー。デザインコンテストからも大自然の営みを感じさせるものが多数

Text=Brand Jewelry

日本人にとってなじみ深い海外の観光地のひとつ、ハワイ。ハワイで挙式するカップルも多く、エンゲージやマリッジリングにはハワイアンジュエリーを選ぶ人も。ハワイアンジュエリーの特徴は、ハワイの大自然にちなんだ伝統的なモチーフを、繊細な手彫りで表現していること。モチーフにはそれぞれ意味が込められています。たとえば、海の波。寄せては返すその様子を『永遠に途切れることのない愛』になぞらえたデザインは、ペアリングとして高い人気を誇っています。

ハワイにおけるジュエリービジネスは、小規模の家族経営がメイン。業界の振興を目的とした非営利団体ハワイ宝石商協会 (HJAHAWAII JEWELERS ASSOCIATION)では、メンバーに対しビジネスに関する情報や知識などを提供しています。

ハワイ宝石商協会では毎年、メンバーの応募によるジュエリーデザインコンテストを実施。秋にはコンテストの結果発表とHJA運営のための募金パーティが開催されています。

コンテストは、小売価格 3,500ドル未満のジュエリー、小売価格 3,500ドル以上のジュエリー、およびハワイアン テーマ ジュエリーの 3 つのカテゴリーに分類され、応募された作品は、デザイン、品質、着用感を審査されます。

10月28日(土)ディナー会場で発表された2023年度のコンテストの最優秀作品は、ダイアナ・ベイック(Diana Behic)の「レファ、その生命力(Lehua Vigor )」というタイトルのネックレス。メレダイヤの円の中に凛と立つハワイ島の島花 レファをモチーフに、空間を生かしたすっきりとしたデザインが魅力です。

パーティの出席者の人気投票で選ばれたシャロン・ギルバート(Sharon Gilbert)のブレスレット、「波の源(Kumu Nalu)」にも注目。手彫りの絵柄に美しくセッティングされた青緑色とホワイトのメレダイヤは、活気に満ちあふれた海をイメージしています。ハワイアンジュエリーの伝統モチーフ「波」も、職人の見事な技で表現されています。

ローカル色の強いジュエリーイベントですが、協会のサイトの画像からはご当地らしいのびやかで和やかな雰囲気が伝わってきました。

ハワイ宝石商協会(HJA)とは。
1949年設立されたハワイのジュエリーの非営利団体。知識豊富な理事会チームとともに多くの宝石商、宝石愛好家、消費者をサポートしている。業界における大きな悩みの種である盗品ジュエリーの問題ではメンバー間で情報を共有し、警察とともに連携し犯罪の摘発に力を入れている。

TOP画像出展 : hawaiijewelersassociation.com

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オリジナルポーチ。春から初夏にかけて、花々が咲き誇る風景。そこに、ブルートパーズやガーネット、さらに緑色の宝石を羽に散りばめたバタフライ。どこかにジュエリーをアクセントにしているのがこのポーチのデザインの特徴。両面とも同じプリントです。内側は柔らかなポリエステル。コスメ、ハンカチ、アクセサリーなど身の回りのものがたっぷり入り、人に見せたくなるポーチです。日本製。
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