世界有数のジュエリーの生産国イタリア。コロナも一段落し、IJT 2024にイタリアのジュエリーメーカーが参加します。何世紀にもわたり継承されている宝飾技術、ミラノモードに通じるファッション性に富んだデザインのジュエリーを、IJTでチェックしてみて！

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イタリア大使館貿易促進部（本部はローマのItalian Trade Agency – ITA）は第35回　国際宝飾展（International Jewellery Tokyo – IJT 2024）に際し、主催団体RX Japanとの協力のもと、IJTに出展するイタリア企業のPR活動や会場内でのサポート業務を実施。会場内にイタリア出展企業専用ビジネスラウンジを設け、現場でのサポートや商談、ネットワーキングを支援します。ここでは、イタリアの6企業の個性的なジュエリーをクローズアップします。

イタリアン・シェルカメオ の代名詞、ディルーカ（IJT ブース No. 16-18）
女性の横顔や花などの造形をシェル（貝）や宝石などに浮き彫りにするカメオ 。カメオにはシェルカメオ とストーンカメオ があり、ディルーカは世界のジュエリー業界で名の知れたイタリアのシェルカメオのメーカーです。 シェルカメオのブランド「CAMEO ITALIANO®」は、カジュアルな装いにも、ちょっとしたお出かけのアイテムにもなるジュエリーライン。 年齢を問わず、楽しめるデザインが揃っています。

ディルーカジャパンはイタリアの diluca s.r.l. が長年の日本との取引を経て、1999年に日本法人として設立。シェルカメオの伝統と歴史、芸術性をより情熱をもって伝えることと、長く受け継がれる作品としてアフターフォローできる場所を日本国内に設置し、多くの方に安心してシェルカメオを楽しむ環境を提供することを使命としています。IJTでは、diluca s.r.l. に所属するトップマエストロたちの作品や、伝統を守りながら新たなカメオの世界を魅せる「Cameo Italiano®」を展示します。
https://cameoitalianojapan.com/(株)ディルーカジャパン

カメオ 業界に新風を吹き込むガロファ・カメイ（IJT ブース No. 16-14）
ナポリから高速道路で約10分のトーレ・デル・グレコは、シェルカメオの一大生産地。その地でカメオの改革者として一目置かれる彫刻家ジェンナーロ・ガロファロを父に、その工房で、幼少の頃からカメオ彫刻を学んだ3人の息子の1人クレシェンツォが設立したのがガロファ・カメイです。伝統的なカメオ にプレタポルテのフィソロフィーを取り入れ、カメオ 業界に新風を巻き起こしています。

ガロファロ・カメイのスタイルアイコンである、カラーのアクセントが効いたカメオは人物の表情が斬新です。自由なアイデアから形になる直感的なデザインを、卓越した技術をもつ作家、デザイナー、彫金師が力を合わせ、カメオの周囲を飾る枠も自ら製作します。さまざまなストーンを用いたファッション性の高さも魅力です。
https://www.garofalocammei.it/ja/

エトルリア時代の伝統工芸を再現、メーリ ジョイエッリ（IJT ブース No. 16-6）
メーリ ジョイエッリは、フィレンツェで1922年創業の100年余りの歴史を誇るメーカー。自社工房では熟練した職人の手作業による18金のジュエリーを製作しています。トスカーナ地方で約3000年前に栄えたエトルリア時代の伝統工芸「マードレヴィタート（金線・粒金細工）」を用いた繊細なデザインのハンドメイドジュエリーが有名です。IJTでは、ルネッサンス時代発祥の「フィレンツェ彫り（透かし彫り・浮彫り・彫り込み）」の技術を使ったコレクションや、美術的価値のある細密画も展示します。
https://www.instagram.com/meli_gioielli/

優美な女性像をカメオで表現するラファエレ・ペルニーチェ（IJT ブース No. 16-20）
カメオ作家のラファエレ・ペルニーチェは、1980年代日本でカメオブームを巻き起こした作家の1人。トーレ・デル・グレコを中心とするイタリアのカメオ業界の重鎮で、1957年生まれのラファエレは7歳の頃、初めて彫刻刀を手にしました。ペルニーチェスタイルと呼ばれる優美な女性像は、日本で多くのファンを獲得しました。繊細な手仕事による流麗な彫刻は、手に収まる芸術です。
https://www.instagram.com/raffaele_pernice_cameos/

地中海サンゴのジュエリー、サンナ アンナ パオラ &C.S.N.C（IJT ブース No. 15-13）
地中海で産出する鮮やかな赤が特徴のサンゴを用いたジュエリーを製作。Sanna Gioelliというブランド名で豊富なコレクションを発表しています。サンゴの珠を連ねたシンプルなネックレス、ボリュームのあるサンゴのリング、サンゴの枝をそのままデザインに組み込んだピアスやネックレスなど、サンゴという素材を使った多様なデザインのジュエリーはファッションのアクセントにおすすめです。日本のマーケットに合う小ぶりで華奢なものも揃えています。
https://sannagioielli.it/

唯一無二のジュエリー、ヴィトロ ジュエリー アーティサンズ（IJT ブース No. 15-5）
ヴィトロ ジュエリー アーティサンズは、ひとつひとつ真心を込めて作り出す「世界に一つだけ」をコンセプトにした高品質のオーダーメイドジュエリーの専門です。イタリアの伝統的な手彫り技法と現代的な工夫を調和させた「エトルスカン・コレクション」、洗練されたデザインのブライダルジュエリー「プリンチペッサ ・コレクション」、「テスーティ・コレクション」はTessutiがイタリア語で布を意味しますが、その名の通り18金で布地のような風合いを表現するのに成功しています。どれも手作りの美しさと、デザインのオリジナリティを楽しめるコレクションです。
https://vitolojewelryartisans.jp/

第35回国際宝飾展（Intenational Jewellery Tokyo – IJT 2024）
2024年1月17日（水）～20日（土）10時～18時（最終日は17時まで）
東京ビッグサイト東ホール
ITALIA BUSINESS LOUNGE（イタリア大使館貿易促進部）(IJTブースNo.15-9)