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ジュエリーと、ジュエリーにまつわるさまざまなエピソード

NO.275 エルトン・ジョンのコレクションがクリスティーズのオークションに出品

Text=Brand Jewelry

ピアノでロックを弾く世界的なミュージシャン、エルトン・ジョン。1970年「僕の歌は君の歌(原題「Your Song」)が大ヒット、その後の彼の活躍は21世紀まで続きます。1998年エリザベス女王からナイトの称号を授けられ、ミスターではなく、サー(Sir)エルトン・ジョンと呼ばれています。彼の名前にピンとこない人でも、映画・ミュージカルのライオンキングの作曲者と言えばイメージしやすいかも。2023年スウェーデンのストックホルムでのツアーを最後に音楽活動から身を引いた彼ですが、2024年2月のクリスティーズのオークションに彼の私物が出品され、話題となっています。

ジュエリー、アート、車、そしてピンボールマシン

題して「グッバイ・ピーチツリー・ロード」という名のこのコレクションの内容、それは、それは、ゴージャス!

2024年2月21日のオープニングナイトセールでは、カルティエが制作した1991年の「クラッシュ」というゆがんだフォルムのウォッチやベルト、フェイス部分もオールヒョウ柄のロレックスの「デイトナ」が登場の予定。

ジュエリーでは、ミックスカットのハート型セイロン・サファイアをセットしたK18イエローゴールドのカルティエのリング、1974年のヒット曲「The Bitch Is Back(あばずれさんのお帰り)」を綴ったダイヤモンドのペンダントネックレスが出品されます。

オンラインオークションの1つである「The Jewel Box(ザ・ジュエル・ボックス)」には、 カルティエ、ヴァン クリーフ&アーペル、シャネル、ショパール、エルメス、またローリー・ロドキン、ムンシュタイナー、ディン・ヴァン、スティーブン・ウェブスターといったブランド名の作品が並んでいます。ノーブランドのものやコスチュームジュエリーもあり、計124点。作品は一見バラバラなようでいて、”エルトンならではのテイスト”が感じられます。

さらに、バンクシーの「花束を投げる男」、アンディ・ウォーホルの男性ヌード版画のセット、1990年製の車ベントレー、ピンボールマシン、ヤマハのグランドピアノなど、彼のお気に入りだった品々がずらり。

売却しないで、そのまま美術館をオープンしてほしいと思うのは私だけでしょうか。

展示会は無料で、2月9日から21日まで午前11時から午後5時まで、ニューヨークのクリスティーズで一般公開されています。

トップ画像出典:https://www.christies.com/auction/auction-22050-nyr

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ikeda tatsuji necklace


K18イエローゴールド、K18ピンクゴールド、プラチナのロングネックレス。クラスプの留め方で長さを変えることができます。年齢に関係なく、どんな服にも合わせやすく、ずっと楽しめる、コーディネートしやすいアイテムです。
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