NO.311 イタリア発のドラマ「ファンタスティック５ 情熱のパラアストリート」に見るジュエリー
パリオリンピックを目前に控え、今気になっているのが６月９日（日）からNHK総合テレビで始まったイタリアのドラマ「ファンタスティック５ 情熱のパラアスリート」です。
以前、イタリアドラマ「DOC（ドック） あすへのカルテ」を紹介しましたが、「ファンタスティック5 情熱のパラアストリート」は同じプロデューサーが担当しています。
気になるストーリーは….かつては代表チームの監督を務め、現在は子供たちの指導をしているリッカルド。離婚した妻が交通事故で亡くなり、思春期の娘2人を引き取ることになります。
そこへ、パラアスリートチーム「ノヴァ・ルックス」から監督のオファーが。彼はミラノから娘たちを連れ、チームのある海沿いの町アンコーナへやって来ます。彼が担当するのは、4人のトップアスリートたち。3カ月後のヨーロッパ選手権に向けてチームをまとめようと奮闘するのですが、そこは一筋縄ではいかない兵ぞろい。娘たちにも父親として認めてもらおうと頑張るのですが、空回りしてばかり。
果たしてヨーロッパ選手権出場を獲得できるのか、そして娘たちとの溝は埋まるのか…..。第2回まで視聴しましたが、さまざまな障害を抱えた選手たちが登場 。「アモーレ（恋愛）」も絡めた興味深い内容になっています。
イタリアといえば、ゴールドジュエリー。「DOC（ドック）」は医療系というジャンルだったこともあり控えめでしたが、「ファンタスティック５」ではゴールドジュエリー、特にネックレスに注目。たとえば、第１回目で登場したトップアスリート、グレタは、3～4種類のチェーンネックレスをじゃらっとつけながら、トゥーマッチにならずスタイリッシュな印象。
「ノヴァ・ルックス」の運営を任されているソフィアの鎖骨になめらかに寄り添うヘリンボーンネックレスは、上品な大人の女性を感じさせます。リッカルドに好意を抱く理学療法士のアレッサンドラの幾何学模様のデザインチェーンとシンプルなチェーンの組み合わせも参考にしたいスタイルです。
男性アスリートたちにも注目。脳に障害をもつ女たらしのエリアや車いすのクリスチャンのネックレスやゴールドピアスも自然な感じで、さすがジュエリー大国イタリア！です。選手たちの宿舎となったロケ地、アンコーナの風景も随所に盛り込まれていて、その美しさにもうっとり。
パラアスリートの1人、ラウラ役のキアラ・ボルディは、自身も交通事故で左足下部を失い、義足をつけながら、ミス・イタリアコンテストに出場して3位に入賞。その後モデル・俳優として活躍しています。
画像出展 : imdb.com
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ローズウッドを使用したアクセサリーは、SDGs重視で制作されるBranch Jewellery 。イギリス王室の女性たちからハリウッド女優まで、カジュアルスタイルで愛用されるイギリス発のアクセサリーブランドです。特徴は、滑らかなウッドを主役に、貴金属、天然石を組み合わせているところ。デザイナーのウェンディ・ピカード・ヤングは、旅先で出会ったアフリカの原住民の木工アクセサリーをきっかけに、木という素材に惹かれ、その後インドネシアの職人の協力者を見つけアクセサリーの制作を始めました。軽快な雰囲気があり、カジュアルなファッションにぴったりです。
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