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NO.328 E.T. ペリドット 。滅多にないので、見つかったらラッキー! 8月の誕生石

オリーブの鉱物名はオリピン。オリーブに似ていることからこの名前がつきました。8月の誕生石です。地球外から届いたペリドット もあります。

鉱物学者はペリドットからオリーブの実を思い出し、そこから鉱物名はオリビンとしました。ペリドットは古代から愛されてきた宝石です。紅海のセントジョーンズ島では3500年以上前から産出し、古代エジプトでは「太陽の宝石」と大切にされていました。

中世ヨーロッパではろうそくの明かりの下でも緑色が映えるため、「夜会エメラルド」と呼ばれていました。大粒のエメラルドは気品があり、王室に愛されました。イギリスのジョージ4世(1762-1830)はイギリス王室で最も贅沢を好んだ人物と言い伝えられますが、所有していたペリドットのジュエリーコレクションは、ネックラインをペリドットが覆い、中央に同じくペリドットだけでできたクロス、イヤリング、ブレスレットの大変豪華なものでした。現在はヴィクトリア&アルバート博物館に展示されています。

隕石に存在するE.T. ペリドット

地球外で生成されたペリドットがあります。E.T.ペリドットと呼ばれ、宇宙から地球に落下した石鉄質隕石中に発見されます。宇宙に興味がある人には魅力的な石です。E.T.とはExtra Terrestrialの略、地球圏外生命の意味。パラサイティックペリドット(Paracytic peridot)という名でも知られます。無傷で大きいサイズのカット石は大変希少です。スライスカットのものがジュエリー に人気がありますが、薄い板なので取り扱いに注意が必要です。

マンガンペリドット というものもあります。灰色がかった色、オリーブ色もあります。

ペリドットは硬度が6でジュエリーとして十分に楽しめますが、硬いとは言えないので、衝撃を受けやすいリングはカボションカットが良いでしょう。8月の宝石ですが、秋のブラウン系のファッションにも似合いそう。

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