NO.339 インドが世界第2位のダイヤモンドジュエリー市場に!
世界で今、最も元気な国の1つといえば、インド。小売業が急速に拡大、ブランドに愛着を持つ中流階級の増加し、インドの消費市場を押し上げています。
比例して、ダイヤモンドの消費量も着実に増加しています。デビアス・グループによると、今から20年ほど前の2005年、インド国内のダイヤモンド ジュエリー市場は世界全体の消費量の中でわずか2%でした。
現在では11%まで上昇し、世界第2位のダイヤモンドジュエリー市場になりました。確か2位のポジションは2008年までは日本、それから中国へと移っています。そして10年以上の月日が流れた今、失速気味となった中国にとって代わったのがインドです。
ブランドのダイヤモンドジュエリーが人気
デビアス・インドおよびフォーエバーマーク・インドのマネージングディレクター、アミット・プラティハリ氏は、「ダイヤモンドの需要は、 主に大都市や急成長している地方都市に集中していて、全購入の80パーセントを占めています」と語っています。ブランドのダイヤモンドジュエリーでは、市場全体の約35~40%を占めると推定されています。
購入者は主に若年層で、50パーセントが35歳未満、ミレニアル世代(現在28〜43歳)とZ世代(現在12〜27歳)の購入者が全購入の約75%。
1950年代後半から1970年前半の日本の高度成長期、ダイヤモンドの需要が高まっていた頃と少し重なる部分もあるような気がします。特に「ダイヤモンドの婚約指輪」が定番となっていったのが、ちょうどあの頃。そして婚約指輪に限らず、「宝石(ダイヤモンド)は男性に買ってもらうもの。選ぶのは男性、またはカップルで」という傾向が強かったように思います。
ところが、今のインドはちょっと事情が違うよう。その1つが自己購入。ダイヤモンドジュエリー需要の約60%を占めています。
デビアスブランドのCEO、サンドリーン・コンセイエ氏によると、「インドでは女性の役割と影響力が強い。たとえ贈り物のようにほかの誰かが購入してくれる場合でも、購入の決定権は自分にあるという女性が全体の94%という高い数字です」。
インターネットの存在も無視できません。デジタル化とオンラインショッピングの拡大によって、ダイヤモンドジュエリーがインドの都市部を中心に、若年層やハイテクに精通した消費者にとって身近なものになっているそう。
日本と似ているのは、ブランド重視。女性の57%は高価であっても評判の良いブランドのダイヤモンドを購入し、ミレニアル世代の女性ではこの数字は63%に上昇します。
高度成長まっただ中のインド。かつて勢いのあった日本市場がそうであったように、少なくとも今後10年間は、アメリカに次ぐ世界第2位のダイヤモンドジュエリー市場であり続けることでしょう。
画像出典 : sothebys.com
0.5ctアップ ダイヤモンドペンダント(鑑定書付)
センターストーンは0.5ctアップ、周囲にダイヤをセットしました。0.5ctというサイズは1ctの半分ですが、身につけると想像以上に大きな印象です。さらに周囲をサテライトのようにダイヤモンドで取り巻いているので、ますます強い輝きを実感できます。価格以上のクオリティとゴージャス感があります。
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養殖真珠が誕生する以前、世界の海を航海し、天然真珠をヨーロッパ大陸にもたらした海洋立国ポルトガル。首都リスボンに次ぐ第2の都市ポルトのパールジュエリーショップから買い付けた淡水真珠のピアスです。ぽってりしていて可愛いデザインです。
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