
ーPlay of Color ーバイカラーとオパール、多彩な色を楽しむ
Text=Machida Akemi
ピンクとグリーンなど2色が1つの宝石の中に入っているバイカラーが人気です。バイカラートルマリンやバイカラーサファイアなどいろいろなバイカラーの石がありますが、なぜ、このように鮮明にカラーが分かれるのか、詳しくは解明されていないようです。まさに自然の神秘がもたらす奇跡と言えます。
一番下のリングはグリーン、ダークピンク、オレンジなどさまざまな色が凝縮したような、バイカラーと一言で片づけられない複雑な色が魅力です。石も一期一会。同じ色のバランスのバイカラーは存在しないので、「この色が好き」と思ったら迷わず手に入れましょう。

K18Y トルマリン1.57ct ダイヤモンド0.03ct ¥271,000(Splitting Colours Jewellery)

右/K18W トルマリン1.19ct ダイヤモンド0.04ct ¥203,000(Splitting Colours Jewellery)

オパールは祖母や母がつけていた石、というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、今は世代に関係なく人気です。石の中でオレンジ、黄、緑、青などさまざまな色が現れるのがオパールの最大の魅力で、華やかな席につけると映えます。オレンジや黄色のメキシコオパールは発色が美しく、ルースをコレクションしている人も多いようです。
ダークな地色にカラフルな遊色効果が現れるブラックオパールは根強い人気があります。ウォーターオパールは透明な水のようなバックに見られる遊色効果が何とも魅力的。写真のリングの虹色がはっきり現れたウォーターオパールは価値が高く評価されます。1980年代は大粒のオパールが国内で多く流通しました。今では買い取り店でその時代の美しい宝石を探すことができます。高品質なものが、比較的安く手に入ります。

右/オレンジ・グリーン・イエローの色合いがきれいなメキシコオパールのルース。左/オーバルカボションカットのブラックオパールのルース。

左/無色の水の中のような背景にユラユラと多彩な遊色効果が現れるウォーターオパールのリング。Pt・ウォーターオパール・ダイヤモンド。参考商品 右/ブルーの地にオレンジや黄色、グリーンなどさまざまな色が浮かび上がってきれい。Pt・ブラックオパール・ダイヤモンド。(Favorite Stone)
TOP画像 ブラックオパールとバイカラートルマリンのルース。

桜のように愛らしいピンクダイヤモンドが浮び上がるリング。ピンクダイヤをセットしたセンター部分は直径が約4mmあり、ピンク色のインパクトが手元に広がります。サイドにクリアなダイヤを添えています。
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