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ジュエリーと、ジュエリーにまつわるさまざまなエピソード

No.17 岩田 綾 初個展“Kumonoie”(くものいえ)、天国で大切な人と住む家

BJI ブログ No.17

2021年春のお彼岸は、3月17日(水)~23日(火)、毎年この時期にはお墓参りに行かれる方もいらっしゃることでしょう。大切な人を亡くして何年経っても、その人を思う気持ちは変わらないもの。

最近ではお墓参りだけでなく、遺骨を自宅で保管したり、遺骨や遺髪を使ったジュエリーを身に着けて、日々故人への深い思いを大切にされる方も増えてきました。

3月16日(火)~27日(土)東京、青山のギャラリー5610では、七宝焼きとパートドヴェールの技法を得意としジュエリーも手がけるアーティスト岩田 綾さん初個展、 “Kumonoie”(くものいえ)というタイトルの分骨壺の作品展が開かれます。

骨壺と言えば、ひんやりとした無機質な白い陶器の入れ物というイメージですが、岩田さんが作る分骨壺は、独特のフォルムにパステル色の上蓋、かわいらしいデザインが施されたオブジェのような入れ物。

“Kumonoie”とは、文字通り雲の上に建つ家という意味で、岩田さん自身が大切な肉親を亡くしたことをきっかけに、天国で自分や大切な人たちが住む家をイメージして制作されました。壺の中に入れるのは、遺骨でもいいし、故人にまつわる品でもいい、大切な人との思い出や気持ちが宿る家、それが“Kumonoie”のテーマになっています。シルバーに七宝の技法を使い丹念に作られた作品たちは、どこか懐かしく清々しい気持ちにさせてくれます。

会場のギャラリー5610は、表参道から徒歩3分、青山通りから一歩入った静かな展示スペース。ガラス張りののびやかな空間の中で、落ち着いて作品を鑑賞できます。(C)

TOP画像:岩田 綾氏HPより


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