BJI ブログ

ジュエリーと、ジュエリーにまつわるさまざまなエピソード

No.26  大人だからこそつけたい、シルバージュエリー

BJI ブログ No.26

2021年3月18日「ティファニー」を代表するジュエリーデザイナーのエルサ ペレッティがスペイン、バルセロナ郊外の村で亡くなったというニュースが世界中を駆け巡りました。日本でティファニーと言えば、80年代、90年代に一大ブームを巻き起こしたシルバーのオープンハート ネックレスを思い浮かべる方もいらっしゃることでしょう。

当時はバブル全盛、クリスマスシーズンになると彼女のためにオープンハートをゲットしようと、ティファニーのお店の前に男性の大行列ができ、クリスマス間際には入場制限まで行われていたという逸話も懐かしい思い出です。

そのデザインをしていたのが、エルサ ペレッティ。

「ティファニーで朝食を」の映画に見られるように敷居が高い憧れのジュエリーを、ちょっと頑張れば学生でも買える日常使いへと導いてくれた立役者の一人と言えるでしょう。

ところで、日本では銀(シルバー)というと、金(ゴールド)より一段格下の貴金属のように見られていますが、それは銀が金よりも産出量が多く、価格も比較的低いため。

かつては銀が金より希少だった時代もあり、古代エジプトでは金の装身具に銀のメッキをしていたことも。一説によると当時、金「1」に対し銀は2.5倍の価格だったそう。近世になると、銀鉱山が中南米や日本(石見銀山が有名ですね)で次々と発見されることによって、価格も下がっていきました。とはいえ、銀は金ほどではなくても現代でも経済的な価値があり、地域や民族によってはまだ大切な財産として認められています。

特に厳しい自然環境で暮らす人たちは、常々銀の装身具を身につけ不測な事態の際にはその装身具を売ったり、必要なものと交換することで凌いできたという歴史があり、その流れは脈々と受け継がれています。

銀は、貴金属の中でも柔らかい素材で加工がしやすい、重量が軽い、可視光線の反射率は98%と金属の中で最も高く、磨けばプラチナにも劣らない光沢を放ちます。

先述のエルサ ペレッティも、オープンハート以外にもそのメリットを生かしたシルバージュエリーを多数誕生させました。中でもいま気になっているのが、日本で2020年12月公開の映画「ワンダーウーマン1984」でも使用された「ボーンカフ」のバングル。なんと、2020年に生誕50周年を迎えました。

シンプル、まるで体の一部のような装着感の良さ、アシメトリックでありながらエレガントなたたずまいに、思わず腕を通したくなってしまいます。

日本でジュエリーに使用する白い貴金属というと、ホワイトゴールド、プラチナが優勢。シルバーはカジュアル感の強いイメージですが、欧米ではシルバーにダイヤモンドやその他カラーストーンをセッティングしたアイテムも見られ、利用頻度はもちろん、デザイン性の高さも感じられます。

現代を生きる大人の女性のためのシルバージュエリー、日本でももっと活躍の場があればいいなと思います。(C)

ブランドジュエリー・オンラインショップでは、デザイナー髙橋まき子さんのシルバーに10%プラチナを加えたネックレスとブレスレットを販売しています。髙橋さんはダイヤモンド企業の最大手デビアスが主催する数々のデザインコンテストに優勝し、その実力の証である「デビアス・ダイヤモンドインターナショナル・アカデミー会員」です。
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TOP画像:MAKIKO TAKAHASHI COLLECTION


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