SDGs

ウクライナ・キエフから合成ダイヤモンドを使ったエッジーなブランドが登場!

Written by Brand Jewelry

合成ダイヤモンドを選んだ理由は、ファッション性、スピード感。

ジュエリーのサイトをいろいろ見ていたら、気になるピアスを発見! 耳たぶを太いピンで貫通させたように見える、一度見たら忘れられない刺激的なデザイン。それは、2020年6月にウクライナ・キエフでスタートしたNomis(ノミス)の「イヤーピン」というピアス・コレクションのひとつ。

K18ゴールドのみのシンプルなものから、ダイヤモンドをちりばめたもの(「表参道」というタイトルのものもあり!)、エメラルドやサファイアをセッティングしたものがあります。他にも、耳の骨格に合わせてぐるりとゴールドのわっかを装着するEaroval(イヤーオーバル)というコレクションにも惹かれます。

ブランドの創業者兼クリエイティブディレクターのAlyona Kiperman(アリョナ キペルマン)のジュエリー制作の上でのポリシーは、「男性と女性の両方が着用できる美しいジュエリーであること」、シンプルでスタイリッシュであること。エッジの利いたデザインは、確かに、男女を問わず着用できそうです。

子供の頃よくレゴで遊んでいた彼女は、いろいろなパーツをつなげて組み合わせることが好きで、ジュエリーにもその方法を取り入れています。たとえば、イヤリングはネックレスのペンダントトップに、リングはイヤーカフとしても使える優れもの。

使用しているダイヤモンド、エメラルドやサファイアは、すべて合成石を使っています。合成ダイヤモンドを使ったジュエリーというと、当ブログNo.48の Âme(アーム)やNo.32のデンマークの「パンドラ」などSDGsを意識しそれを謳っているブランドが多いので、こちらもそれを意識して作られたものなのかと思いきや、ちょっと様子が違うよう。

アリョナは、「サステナブルを意識したことはありません。天然ダイヤモンドより価格が手ごろなのに同じ特性を持っていて、調達にもさほど時間がかからない。それが合成ダイヤモンドを採用した理由です。ファッションに重点を置きハイペースに仕事を進めていく上で、合成ダイヤモンドを使うのは当然の選択でした」と語っています。

あまり意識していなかったとはいえ、「シンプル」「2way仕様」「ユニセックス」といった彼女のデザインスタイルは、現代のサステナブルにも十分に通じるもの。素材が合成であるか天然であるかというよりも、このような条件を満たすジュエリーが、今後さらに登場してくるのではないか、そんな予感を感じさせます。

TOP画像:https://nomis.jewelry/

メンバーの方には一足先にお得情報をお知らせします。会員登録はこちから
https://brandjewelry.shop/magazine/usces-member/?usces_page=newmember




関連記事一覧

Translate »