NO.326 不発弾を使用したジュエリー。ラオス×イタリアのコラボによるNO WAR FACTORY
不発弾や弾薬の破片を利用し、ジュエリーに再生されています。
世界を見渡すと戦争の廃材を利用したジュエリーがあります。ラオスはベトナムの隣国で、1964年〜1973年のベトナム戦争中、アメリカ軍による最も激しい爆撃にさらされた国です。戦争終結後もラオスには不発弾が広範囲に眠っていて、実際不発弾が爆発して悲惨な事故が起こっています。今でも地雷の撤去作業が行われ、住民は不発弾におびえながら生活を送っています。
そんな中、不発弾を逆手に取ったビジネスも登場しています。現地のコミュニティでは、不発弾から抽出したアルミニウムを使って、スプーン、箸、置物やキーホルダー、そしてジュエリーを製作しています。
中でも最近注目されているのが、NO WAR FACTORYというブランド。イタリア人のマッシモ・モリコーニとセレナ・バチェロッティが立ち上げました。彼らは2010年、ラオスに最初に訪れてから、たびたびラオスを訪れ、地元のコミュニティと深い絆を築いてきました。生産の拠点となっている場所は、ベトナム戦争の不発弾が最も多いといわれるラオス北東部シェンクワン地域のバンナフィア村。
マッシモたちは、そこに住むおよそ13の家族が製作したジュエリーを購入しています。彼らのジュエリーを購入することは村に残る武器を減らし、彼らの生活の糧にもなっています。その後ジュエリーは、イタリアで仕上げや加工、装飾が施され、ヨーロッパ市場へ。イタリアならではの加工技術の確かさはもちろん、安全性のテストもされEUスタンダードもクリアしています。アルミニウムという金属の特性から、シルバーよりも軽いつけ心地、デザインはシンプルを極めています。
アップサイクル商品として廃棄物を減らす、戦争の残骸を減らすことで世界から武器と戦争をなくすことを目指す、人を傷つけるためではなく人を輝かせるための商品として、多くの賛同を得ています。収益の一部を、世界各地で活動する地雷除去団体に寄付しているという点も見逃せません。日本にもジュエリーサイトがありますので、一度覗いてみてはいかがでしょう。
平和を願いながらも、なお世界の各地では戦争や紛争が絶えません。戦争の廃材を使ったジュエリーをブログNo.181でも取り上げていますのでご訪問ください。
画像出展 : nowarfactory.theshop.jp
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