陽気で社交的な天秤座の星座石は、ペリドット、トルマリン、ラピスラズリ、ローズクォーツ。幸運を呼び込む星座石を、毎日のジュエリーに加えてもっと楽しく！

Written by MACHIDA Akemi

カラッとした秋晴れが多いこの時期は、外へとお出かけしたい欲も高まりますね。秋はおしゃれが楽しい季節です。ジュエリーも自分の気に入ったものを自由にコーディネートして楽しみましょう。

何か新しいジュエリーが欲しい、前向きになれるものをつけたい、そう思っている方は星座石を選択肢に入れてみては?

12星座にはそれぞれ守護石が割り当てられ、それを身につけることで運気が上がると言われています。

「イブニング・エメラルド」の異名を持つペリドットが天秤座の守護石

天秤座の人は、活発で社交的。基本的に楽観的で穏やかな性格なので、人も自然と集まってきます。美的感覚に優れていて、ファッションの流行を取り入れるのも上手です。そんな華やかで好奇心旺盛な天秤座に、さらなる幸運をもたらしてくれる星座石は、シャインマスカットのような爽やかなカラーのペリドットです。

古代エジプトの時代には太陽から飛んできた石と言われ、願いが叶う宝石として、王が身につける冠や装飾品に好んで使われました。黄緑色の表面をオイルで塗ったようなツヤがペリドットの魅力。中世ヨーロッパの電気がない時代には、ほの暗いランプ照明の中でもキラキラと輝くことから、「イブニング・エメラルド」と呼ばれていました。

暗くても輝く理由として、ペリドットは複屈折率が高いことが挙げられます。複屈折とは宝石の中を光が2つに分離して進行することを言います。ペリドットはこの複屈折率が同じグリーンのエメラルドよりも高いため、艶やかで幻想的な輝きを見せます。

黄緑色と言っても、明るめのライムグリーンから、濃いめのオリーブグリーン、淡いグリーンなど、産地によって含まれる鉄分などの違いにより、さまざまな色味があります。自分の好みに合ったグリーンを探してみましょう。

蛍光ブルーのパライバトルマリンも天秤座に幸運を運ぶ

身につけるとチャンスが巡ってくると言われる星座石。トルマリンも天秤座の星座石です。赤、黄、緑、青などすべての色が存在し、カラーバリエーション豊富なところが魅力のトルマリン。ピンクとグリーンなど１つの宝石に2色入っているバイカラーも近年人気があります。

トルマリンは電気を帯びる性質から、大自然の強力なエネルギーを持つ石として、古くから儀式や病気の治療に使われていました。特にピンクトルマリンは恋愛運がUPすると信じられています。ピンクトルマリンは淡い桜色から紫がかったピンクまでさまざまな色味があります。トルマリンの電気で吸い寄せるというイメージからか、つけると良縁を引き寄せ、幸せな結婚生活が続くと言われています。

数あるトルマリンの中でもダントツで希少なのは、蛍光性のあるブルーの輝きが美しいパライバトルマリンです。ブラジルの北東に位置するパライバ州で産出されたことから、この名前が付けらました。南国の海を思わせるネオンカラーの色合いは、大まかにブルー寄りとグリーン寄りとで分かれます。小粒でもピリッとした強い輝きを放ち、十分に存在感を示します。

ラピスラズリでラッキーなことが起こるかも

ラピスラズリやローズクォーツも、天秤座に思わぬ幸運をもたらします。群青色の美しいラピスラズリを、毎日のジュエリーに加えてみましょう。古代から幸せを呼び込む力が強いとされてきたラピスラズリは、金のパイライトが夜空に瞬く星のようで、見つめているだけで気分を明るくしてくれます。ラピスラズリは絵画の顔料にもなり、オランダの画家フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」のターバンの青に使われていることでも知られています。

淡いピンク色のバラを思わせるローズクォーツは、天秤座のフェミニンな可愛らしさを高めてくれ、秋ファッションの差し色にもなります。控え目だけど優しい薄紅色の輝きは、心の疲れを癒してくれるような効果もありそうです。

星座石は数ある中から、好きなものを選んで手持ちのジュエリーと重ねづけしてもいいですし、大切なパートナー、家族、推しのタレントなどの星座石を調べて身につけてみるのも楽しいかもしれません。

TOP画像：VERDURA Xネックレス／Brand Jewelry2016WINTER-2017SPRING

メンバーの方には一足先にお得情報をお知らせします。会員登録はこちから
https://brandjewelry.shop/magazine/usces-member/?usces_page=newmember

---