ノルウェーのSDGsジュエリー TOMWOOD、日本に上陸。世界で2号目店となる旗艦店が青山にOPEN
Written by Brand Jewelry
2023年11月に青山に、ノルウェー発のSDGsに則したジュエリーTOMWOOD(トムウッド)がショップをオープンしました。SDGsを重視するジュエリーが欧米で市民権を広げる一方、残念ながら日本は遅れ気味。Sustainable Development Report 2023によると、2023年のSDGs達成レベルは、ノルウェーは豊かな自然を生かした水力発電やEV車の普及率でスコアを上げ、世界7位。ちなみに日本は21位です。
トムウッドはカーボンコンシャスなアプローチでデザインに取り組んでおり、10月に発売になった「タイドコレクション」は、リサイクルゴールドとシルバーのみを使用しています。2023年末にはすべてのジュエリーにリサイクル素材のみを使用することを目指しています。日本ではまだあまり知られていませんが、宝飾業界の持続可能性基準の権威であるRJC(責任あるジュエリー協議会)の公式認定を受けており、サプライチェーン全体を通じて最高水準が保たれていることを保証しています。
About Brand
トムウッドは、2013年にモナ・ヤンセンによってノルウェーで設立されました。歴史的なシグネットリングを現代的に解釈した小さなジュエリーコレクションが大ヒットに。夫のモーテン・イサクセンが加わり、10年後の現在、オスロとパリを拠点に40人以上のフルタイム従業員が働いています。トムウッドは環境に与える影響をできる限り減らすというコミットメントのもと、クリエイティブ・ディレクターのモナ・ヤンセンは、スカンジナビアの美学であるシンプルさ、革新性、機能主義を念頭に置いてデザインしています。彼女は自然、彫刻、建築、そして歴史からインスピレーションを得ています。
SDGs ジュエリーは社会へのコミット
ジュエリーでSDGsを追求するには、リサイクルゴールドを精製するコストが高いことや、そもそも入手できるところも限られていたり、原石もトレサービリティの徹底が難しく、課題がいくつもあります。RJCといったSDGsのジュエリー の団体に加盟すればいろいろな問題もクリアできますが、コミュニケーションは英語のみで、年間の費用も高いので、小さな会社でSDGsを実現するのは難しいのが現実です。とはいえ、徐々に広がっていくことは確かでしょう。
そして、もしリサイクルやエシカルなジュエリー=安いというイメージを持っていたとしたら、その概念は捨てましょう。SDGsのジュエリー を身につけることは、SDGsの活動に参加すること。環境に還元するための費用も含まれていると思いましょう。
TomWoodStoreAoyama/トムウッド 青山店
東京都港区南青山3-14-20 TEL03-6447-5528 営業時間 12:00-20:00不定休
画像出典元 : stateoftheartjewelrysummit.com
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