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No.182 NASA 火星でオパールを発見! 豊富な水の可能性から生命体の存在も

BJI ブログ No.181

最近、宇宙開発に関するニュースが気になります。

特にアメリカと中国が積極的に行っている新たな月面探査・開発により、月に「水」がある可能性があることがわかってきて、世界各国が注目しています。

2023年1月18日放送のNHK「クローズアップ現代」によると、なんと、20年後の2040年には1,000人が月に滞在し、月のレストランでクオリティの高い料理が楽しめる時代になるというのです。

宇宙開発と言えば、火星にも注目。2012年から火星で運用されているNASA(アメリカ航空宇宙局)の探査機キュリオシティが収集したデータから、岩盤の割れ目にオパール原石が豊富に存在していることがわかりました。

オパールの存在は火星に水があったことを示しており、かつて微生物が生息していた可能性があることが考えられるというのです。キュリオシティは、中央に巨大な層状の山がある大きな衝突盆地である通称「ゲイル・クレーター」を探索していました。火星の表面に沿って移動するにつれて、特定の箇所に縦横に交差する亀裂を取り囲む明るい色調の岩が見られました。

そこに着目した科学者たちは、以前キュリオシティがこの岩石のサンプルを採取し、搭載している科学機器で調べたアーカイブデータを改めて分析し直してみました。するとこれらの岩石にはオパールの主成分であるシリカと水が大量に含まれている確率が高いことがわかりました。

アーカイブデータを分析後、キュリオシティがクレーターの中でも特に岩が多く存在しているルバンゴと呼ばれる地域に到達したとき科学的な分析を行ったところ、この裂け目一帯の岩石はオパールであることを確認したということです。

このような証拠から科学者たちは、火星の表面から水が消え去った後も裂け目の間の地下深くには水が長期間残り、私たちが思っているよりもずっと最近まで火星に水が存在していた可能性があると推察しました。またそこは、生命が存在できた環境であったかもしれないというのです。

一方、オパールは将来、火星に到達する宇宙飛行士たちにとって重要な水資源になるかもしれません。非晶質または潜晶質の準鉱物であるオパールは熱を加えれば水を取り出せます。科学者たちの推測によると、この裂け目の長さ1m、深さ30cmほどの岩石には、最大5.7Lの水が含まれていると推測しています。

ミステリアスな虹色の輝きが魅力のオパール。火星にも存在していたなんて驚きです。

水分を多く含むオパールの存在から、月同様、近い将来火星に滞在できたり、ひょっとしたら火星で採掘されたオパールがジュエリー市場に出回るということもあるかもしれません。


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