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ジュエリーと、ジュエリーにまつわるさまざまなエピソード

No.95 きらめく宝石や鉱石が「切手」に! 日本郵便から2022年2月22日~発売

BJI ブログ No.95

デジタル時代と言われる中、コロナ禍の中で今ちょっと見直されているのが手紙やグリーティングカード。年末にたまたまテレビを流していたところ、銀座の老舗文具店のグリーティングカード売り場の72時間を追う番組にふと目が留まりました。メールやLINEならすぐに返事があるけれど、こんな時だからこそ自分の選んだカードで自筆で相手に思いを伝えたい人たちが少なからずいるーーー。何だかとても温かい気持ちになりました。

手紙と言えば、そこに貼る切手を選ぶのも楽しみの一つ。郵便局に行くと、記念切手やグリーティング切手のシートについ手が伸びてしまいます。2月22日、ジュエリーの切手シート「宝石・鉱石~自然の芸術~」が発売されることになりました。ジュエリー好きにはちょっと気になるこのシート、はがき用の630円(63円切手×10枚)と普通郵便(25gまで)の840円(84円切手×10枚)の2種類。

630円のシートにはエメラルドやパール、アクアマリンに加え、新しく12月の誕生石になったタンザナイトが、840円のシートにはダイヤモンドやルビー、アメシスト、そして新たに8月の誕生石に指定されたスピネルが含まれています。

シートは全国の郵便局、郵便局のネットショップなどで購入可能。さらに、「押印」も宝石・鉱石の絵が入ったものにすることが可能。窓口でのサービスと郵送で申し込む「郵頼(ゆうらい)」とで、異なるデザインを選ぶことができるそう。

普段は手紙を書かなくても、今なかなか会えない大切な人に挨拶状やバースデイカードとともに誕生石の切手を貼って送ってあげるのも素敵ですよね。

また切手コレクターの方なら自身のコレクションに加えることで、ひときわゴージャスな気持ちに浸れそう。

ところで、宝石の絵柄の入った切手は海外でも多く見られます。たとえば、ダイヤモンドの産地として有名なシェラレオネ。ダイヤモンドをイメージした形の前面にSierra Leone(シェラレオネ)の文字の入ったものや、マーキース、エメラルドなどファンシーカットの絵柄だったり。今では多くの国々で採用されているシール式の切手ですが、実はシェラレオネは1964年、世界で初めて発行した国として知られます。

一方、イギリス、カナダ、オーストラリアの切手には、エリザベス女王の誕生日にちなんでティアラをつけた女王の姿や、イエローのスーツにパールのネックレスとダイヤモンドのブローチを身に着け微笑む様子などがあります。

さらにコレクターなら「迷わず買い」。それは、2012年、英国のジャージー島が、なんと、ダイヤモンド付きの切手を発行しました。エリザベス女王の在位60周年を記念したもので、女王のティアラのセンター部分に直径1.25mmの本物のダイヤモンドが付いています。とても小さくてじっくり見ないとよくわからないし、配達している間に取れてしまいそう。実用性よりもコレクションを目的としているものですね。

小さな切手の中にも広がるジュエリーの世界、発売されたらすぐにでもポチりたい、そしてジュエリー好きな友達に一筆したためたいと思っています。

ピンクオパールの花びらに、ポイントにレッドスピネルをあしらったピアス。桜の季節にはぴったりですよ。BJIオンラインショップで販売中

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