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ブランドジュエリーオリジナルの特集記事です。

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創業者ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の生誕200周年を記念したハイジュエリーコレクション「Bravery(ブレイヴァリー)」

Written by Machida Akemi

ロイヤルブルーサファイアやエメラルド、タンザナイトなど希少価値が高い宝石をセットしたハイジュエリー。創業者ルイ・ヴィトンの勇気ある精神を讃え、90もの象徴的なピースからなるコレクション。


大粒で高品質なタンザナイト(合計約209カラット)、ブラックオパール(約50カラット)、ツァボライト(約34カラット)を贅沢に組み合わせたネックレスはルイ・ヴィトンの新作ハイジュエリーです。

ルイ・ヴィトン生誕200年を記念して作成されたハイジュエリー「Bravery(ブレイヴァリー)」は、ルイ・ヴィトンのパワフルなヘリテージから着想を得て創られています。「ラ・コンステラシオン・デルキュール」という名のついたこのネックレスは、1821年8月4日に誕生したルイ・ヴィトンへのオマージュで、1年のうち夏が一番この星座が観測しやすい星座、ヘルクレス座からインスパイアされています。

ダイヤモンドには独自のカット、ルイ・ヴィトンカットダイヤモンドが施され、比類なき輝きを実現させています。ネックレスのロープ状のパーツは、かつてトランクの上にかけられていたロープをイメージ。メゾンの高度な技術を持った職人により、台座のゴールドを必要最小限まで目立たなくすることで、ブルー、グリーン、パープルの輝きをより際立たせています。

ハイジュエリーコレクション「Bravery(ブレイヴァリー)」。19.70カラットのスリランカ産のロイヤルブルーサファイア、8.64カラットのコロンビア産エメラルド、7.11カラットのマダガスカル産サファイアをセットした「ル・ミート(神話)」ネックレス。左は制作途中のネックレス。LOUIS VUITTON

創業者のルイ・ヴィトンは1837年に、10代の若さで故郷ジュラ地方から徒歩で2年かけてフランスを横断します。故郷を離れパリで挑戦しようと決意した少年は、パリに到着するとトランク職人の見習いを始め、1854年にはパリのヴァンドーム広場に近い、ヌーヴ・デ・カプシーヌ通り4番地に自分のアトリエを開きます。

ハイジュエリー「Bravery(ブレイヴァリー)」は、ルイ・ヴィトンの稀有な運命を讃え、90もの象徴的なピースで表現しています。メゾンのウォッチ&ファインジュエリーのアーティスティック・ディレクターを務めるフランチェスカ・アムフィテアトロフは、徒歩でフランスを横断したという創業者ルイ・ヴィトンの冒険に対し「ルイ・ヴィトンのようなファッションハウスの出発点が、たった1人の少年が持つ勇気だけだった、という事実に驚きました」と語っています。パリまで2年かけて横断したという、少年の途方もない冒険の旅が今回のテーマ、「勇敢」という意味の「Bravery」です。

大きくて美しいカラーストーンは過去に採りつくされ希少価値が高まるなか、ハイジュエリーにふさわしい宝石を用意するのは至難の業です。全てのモデルに使用されている、サファイア、エメラルド、ルビー、ダイヤモンドなどは探し求めて入手するまで、3年という年月がかかったそうです。

希少な石をただ貴金属に留めただけでは、ハイジュエリーとは言えません。創造性豊かなデザインを具現化するスキルが職人に求められます。希少価値の高いサファイアやエメラルドなどの美しさを十二分に引き出しているのは、ルイ・ヴィトンの熟練した職人たちの経験と技術によるものです。

「ル・ミート(神話)」という名のついたコレクションは、ルイ・ヴィトンのシグネチャーであるダミエ(市松模様)やスタッズ、トランクの錠前からインスパイアされたモチーフ、ロープ、モノグラム・フラワーなどが反映されたこの上ない贅沢なジュエリーです。

ハイジュエリーコレクション「Bravery(ブレイヴァリー)」。ルイ・ヴィトンのシグネチャーを反映したゴージャスな「ル・ミート(神話)」リング。左は最高品質のサファイアがセットされる前のリング。LOUIS VUITTON

注目すべきは、ダイヤモンドの3連のネックレスにセットされた3つのシュガーローフカットされたジェムストーン。神々しいほどの19.70カラットのスリランカ産のロイヤルブルータイプのサファイア、深いグリーンの8.64カラットのコロンビア産エメラルド、ベルベットのような柔らかな色合いの7.11カラットのマダガスカル産サファイアがセットされています。このセンターピースは12通りの着用が可能で、他にはブレスレット、リング、イヤリングもあり、これらを完成させるのに、1300時間を超えたといいます。

ハイジュエリーを求める人は、宝石の希少性やデザイン、その技術力を見定めるだけでなく、環境問題にも敏感です。ルイ・ヴィトンは地球温暖化対策に積極的に取り組み、ダイヤモンドやゴールドの調達においてRJC(責任ある宝飾のための協議会)の認定を受けています。サステナブルな活動を幅広く行っているルイ・ヴィトンの姿勢は、環境意識の高いセレブリティから支持を得ています。

取材協力:LOUIS VUITTON / ルイ・ヴィトン

TOP画像:ハイジュエリーコレクション「Bravery(ブレイヴァリー)」。ヘルクレス座をイメージした「ラ・コンステラシオン・デルキュール」。LOUIS VUITTON



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