ジュエリーの基本:技法/エナメル・七宝焼き(英:Enamel、仏:Émail)

土台に金、銀、銅などの金属を使用、表面にガラス質の釉薬をのせて800度~850度の高 温で焼き付ける技法。19 世紀末のアール・ヌーヴォー時代、金の台板にダイヤモンド、色石 や真珠をはめ込み、背景にエナメルで美しく装飾された作品が多く作られた。その技法には 以下のような種類がある。

有線七宝(仏:Cloisoneé)

金属線で縁取りした中にエナメルを施す技法。日本の骨董品で見かける七宝の大半がこの技 法で作られている。この日本の七 宝の影 響を受けて、アール・ヌーヴォー時 代のフランスで 進化した。

プリカジュール(仏:Plique – á – jour)

アール・ヌーヴォー期のジュエリーに多く用いられたエナメル技法の1つ。下地を用い ず、切り抜いた金属板やワイヤーの枠の内側に透明の色付きエナメルを流し込んで焼 き付ける。金属の枠だけでエナメルを固定するので、ステンドグラスのような風合いが 出るのが特徴。

バスタイユ(仏:Bass – taille)

地金部分に繊細な彫金模様を施し、模様が浮き上がるよう透明の釉薬を丁寧にのせて焼き 付ける技法。最も一般的なエナメル技法。

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