NO.353 パールジュエリーの革新。オーソドックスからの脱却?
今までのイメージを払拭する新感覚パールジュエリーが登場。
上品できれいだけど、個性から乏しいパール。そのイメージを覆したのが、カナダのバンクーバーを拠点とする新しい高級ジュエリーブランド、ザンダー・ジェーン。コレクション「Spiked」をパールバージョンとして発表したものは、かなり画期的。
パールは連のネックレスにするとき穴を開けますが、このブランドの場合は大粒の南洋真珠ひとつひとつに何か所も穴をあけ、そこにとがった釘(スパイク)の形をしたK18ゴールドをつけたかなりインパクトのあるデザイン。
大粒パールの表面にシルバーの星のアクセントをつけたり、プチダイヤをセッティングしたデザインは時々見かけますが、これほど大きな釘のようなイガイガパーツを埋めこんだものは見たことがないです。
南洋珠もゴールデン、ホワイト、ブラックの3種類あり、ゴールドもイエロー、ローズ、ホワイトなど色を変えています。アイテムは、スタッドイヤリングとネックレスがあります。
デザイナーのアレキサンダー・ジェーンによると、パールの穴もただやみくもに開けているのではなく、パールに新しい命を吹き込むため穴あけの位置をそれぞれ計算したのだとか。
アレキサンダーは、90年代のパンク文化に影響を受け、作品にもそのテイストを取り入れています。ただし、パンクそのものを真似るのではなく、彼独自のジュエリーとしての強い存在感を感じさせます。
ミキモトとクロームハーツのコラボ
ミキモトとクロムハーツとのコラボレーションジュエリー。クロムハーツといえば、若手のセレブが愛用しているシルバーアクセサリーとして知られるブランドですが、どちらかといえばメンズライクでごっつい、ロックといったパワフルなイメージが強い。清楚なパール、ミキモトとは真逆を行っているデザインですが、果たしてどんなコラボになるのか気になっていました。
このプロジェクトを提案し、手掛けたのは、創業者の1人であるリチャード・スタークの娘、ジェシー・ジョー。ミキモトの職人たちと5年の歳月をかけ完成したジュエリーは、ミキモトの真珠とクロムハーツの特徴的なモチーフを組み合わせたもので、K18ホワイトゴールドダイヤモンド、アコヤ真珠、南洋白真珠があしらわれています。
大胆で独創的なクロスとエレガントなパールが融合したこの特別なコレクションは、ミキモト銀座4丁目本店やクロムハーツ ニューヨークなど、全7店舗で限定販売される予定です。
時代とともに変化するジュエリー。パールも今その洗礼を受けているのかもしれません。
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画像出典 : xanderjane.com
バロックパールが蜂が止まっている様子を描いた大人可愛いネックレス。上品だけどポップな雰囲気もあるデザイン。蜂は幸運をもたらし、強運になる、災害を防ぐなど意味し、日本でも海外でも人気のモチーフです。スペイン製
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ハートシェイプのパパラチヤサファイアを中心に、両脇にダイヤモンドとピンクサファイアをセットしたフェミニンなデザイン。パパラチヤサファイアは0.4カラットもあり、鮮明なピンク色を楽しめます。
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