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ジュエリーと、ジュエリーにまつわるさまざまなエピソード

No.101 カスタムデザイン? それとも王室の失墜? ムガール王朝のメガネを複製したティファニー、ネット上で炎上!

BJI ブログ No.101

事件の発端となったのは、1月23日、パリで開かれたNIGOによる初のケンゾーのショー会場に登場したファレル ウィリアムスがかけていたダイヤモンドが散りばめられたサングラス。ファレル自身が、ティファニーでカスタムした特別仕様のものなんだそう。

LVMHの後継者でありティファニーの重役でもあるアレクサンドル アルノー氏が、このサングラスの画像をインスタグラムに投稿。サングラスには合計25カラットを超える61個のダイヤモンドが使用され、レンズの両脇にはエメラルドカットをほどこしたエメラルドが2個、K18ゴールドのフレームにセットされていると説明しています。

とてもゴージャスなサングラスですが、どこかで見たことがあるようなデザイン。そうだ、当ブログNo.75でご紹介したサザビーズのオークションに登場した17世紀のムガール王朝時代のアンティークのメガネによく似ています。

香港を拠点に世界中のコンテンポラリーファッションやストリートカルチャーを発信しているオンラインメディアHYPEBAEによると、「ファッションウォッチドッグ」(インターネットのファッション関連のウェブサイトを監視するツール)を利用するネチズン(インターネットなどのコンピュータネットワークで積極的に活動する人たち)からは、「コピーじゃないの?」と非難ごうごう。

SNSには、「ムガル帝国の作品をコピーするなんて、なんと大胆なんでしょう!」「カスタムデザイン? カスタムコピーの間違いじゃないの?」「カスタム?ムガル帝国時代の17世紀のインドの功績はどこにあるのか?」といったコメントがずらり。

また多くのユーザーが、ファッション業界に対しても非難の言葉を投げかけています。「ブランドは有名人をデザインに参加させるのはそろそろやめて。その機会をデザインを学ぶ若い学生に与えるべき」「17世紀のデザインをコピーするのは悪いことだとは思わないが、オリジナルについて言及していないのはおかしい」

フランスのハイジュエリーブランド、ブシュロンもマハラジャデザインのゴージャスなハイジュエリーを発表していますが、こちらはブシュロンのオリジナルの復刻版のためか、何のお咎めもないようです。

今年のジュエリー界は、インドブームなのでしょうか?? ファレルのサングラス、今後どうなってしまうのか、そちらも気になるところです。

TOP画像:tribune.com.pk

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