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No.102 映画「007」。ボンドが唯一結婚した時の指輪がサザビーズで落札!

BJI ブログ No.102

映画「007」と言えば、1962年からスタートした英国秘密情報部のエージェント、ジェームズ・ボンドを主人公にしたシリーズものとして知られていますね。昨年は25作目『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が封切られ、話題となりました。

ところで半世紀近くも世界中で愛され続けるこのスパイアクションシリーズの中で、ボンドが結婚したのはたったの1回だけというのはご存知でしょうか? ボンドが結婚式を挙げたのは、1969年公開の「女王陛下の007」。ボンド役には、ショー・コネリーを次いで2代目となったオーストラリアの俳優、ジョージ・レイゼンビー。彼のボンド役はシリーズ中この1本のみ。公開当時は興行成績が振るわずレイゼンビーのクイーンズイングリッシュの発音の悪さなどで評価も低かったのですが、後年再評価をされている作品です。

その映画の中で使われた結婚指輪が、2月10日、ロンドンのサザビーズオークションで56,700ポンド(約77,100 USドル=日本円で925万円)で落札されました。

指輪を製作したのは、メキシコ生まれ、有名なリングリングブラザーズサーカスのメンバーとして育ち、アメリカ全土ツアーを経験後にアメリカで宝石商となり、さらにロンドンに活躍の場を移したチャールズ・ドゥ・テンプル。映画のために同じ指輪を2本作り、他の1本はすでに2019年、サザビーズで52,500ポンドで落札されています。

彼は大きくてゴージャス、そして大胆な彫刻のようなフォルムの作品で主張することで知られ、スタイルは「スウィンギング シクスティーズ」と呼ばれる1960年代半ばから後半イギリスで起こった若者を中心としたカルチャー革命の中、ロンドンで高く評価されていました。

そんな時、ジェームズ・ボンドの映画に2点それぞれ1回限りという条件でジュエリーの依頼を受け、前述の「女王陛下の007」と第3作目の「007/ゴールドフィンガー」のロンドン初演時に、同映画のボンドガールを演じたオナー・ブラックマンが着用する指輪を製作しました。

今回落札された指輪は、イエローとホワイトのK18ゴールドの2色使い。粗削りで一見アメーバのように見えるフォルムは文字で、外側と内側の両方に「All the Time in the World(世界のあらゆる時)」という言葉がつづられています。このメッセージは、映画を通して繰り返されるテーマであり、映画の主題歌のタイトルにもなりました。

映画では、007が愛する彼女の体を抱きしめ、指輪のメッセージを声に出して言うシーンで終わるというドラマチックなエンディングとなっています。

まだまだお家時間が続く中、DVDまたはネット配信サービスでこの映画を見ながら、今回落札された結婚指輪をチェックするのもいいかも。

トップ画像:jamesbondlifestyle.com

デザイナーTATSUJI IKEDAの手作りの風合いが魅力のリング。テクスチャーが独特です。ご注文後、ご希望のサイズに合わせて制作します。商品についてはオンラインミーティングでの説明もできます。BJIオンラインショップで販売中。

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