BJI ブログ

ジュエリーと、ジュエリーにまつわるさまざまなエピソード

No.22 コロナ渦、おしゃれの仕上げは、マスク+イヤリング。

BJI ブログ No.22

外出時のマスク着用、または室内におけるリモートによる集まりが多くなりましたが、おしゃれに対しては適度な緊張感を保っていたいもの。たとえばイヤリングやネックレスをつけるだけでも、気分が上がります。特に、イヤリングは顔の近くにあるので、他人の目に留まりやすいですよね。今日は同じヨーロッパでも北欧と南欧のジュエリーブランドからイヤリングを紹介します。

日常の中で大げさすぎずモダンな雰囲気も感じさせてくれるデザインとして、今気になっているのが、デンマーク、コペンハーゲンのジュエリーデザイナー、SOPHIE BILLE BRAHE(ソフィ ビレ ブラーエ)のイヤリング。小粒パールをブドウ房のようにつなげたBotticelli(ボッティチェリ)やCorail(コライユ=フランス語で「サンゴ」の意味)、パールと金線を組み合わせた躍動感あふれるBabylon(バビロン)、複数のダイヤモンドをグラデーションに三日月形にセッティングした「Croissant de Lune(クロワッサンドゥルンヌ)」など、ダイヤモンドとパールを使った日常の着こなしに違和感なく溶け込むデザインが魅力です。

ソフィ ビレ ブラーエは、ロンドンの名門ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでジュエリーを学び、伝統的な金細工のテクニックを得意としています。自身のブランドを立ち上げる前は、デザイナーやセレブ向けにアクセサリーを受注、デザインしていました。マドンナの50歳の誕生日のリング制作をきっかけに、エマ ワトソン、リアーナ、ナタリー ポートマンといった顧客を獲得。現在、ドーバー ストリート マーケットやバーニーズ ニューヨークなどで取り扱われています。日本では、ジョージジェンセンとのコラボによるハロー(HALO) コレクションを展開。北欧のスタイリッシュなイメージをそのままに、ゴールドのサークルに小粒のダイヤモンドをセッティングした、様々なサイズのフープ型をはじめスタッド型など、シンプルな中にクラスの高さを感じさせてくれます。

もう一つは、ガラリとイメージが変わって南欧、ポルトガルのジュエリーメーカーPORTVIS(ポートヴィス)のバロックパールイヤリング。ポートヴィスはポルトガルの首都リスボンから北に向かって上がった海沿いの街。ポルトガルは16世紀、ヨーロッパ諸国のなかで一番先に海外進出を果たし、海運王国となりました。南アメリカ大陸やインドの海から天然真珠を大量に持ち帰り、ヨーロッパの君主たちの身を飾りました。真珠を身につける歴史が古くからあるため、現在でもパールジュエリーはポルトガルで人気。日本に多い丸い珠ではなく歪んだ形、バロックパールが中心です。ポートヴィスもバロックパールを用いたジュエリーを数多く展開しています。バロックパールは一つとして同じものがないので、ジュエリーのデザインは同じでもパールの形は違います。自分の個性を大切にしたい人、他とは少し違うものを探している人におすすめです。ブランドジュエリーで取り扱っていますので、チェックしてみてください。
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TOP画像:モデル着用のポートヴィスのピアス


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