Text=Machida Akemi

パリのファッションとリンクしたニナ リッチ ファインジュエリーの2024年春夏の新作が発表されました。この季節にぴったりの明るく爽やかな雰囲気のデザインが揃っています。

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だんだんと春めいてきて、外出が楽しい季節がやってきました。重たいコートを脱いで、春物のニットやワンピースで出かける時は、アクセントとなるジュエリーでコーディネートを。女性らしさを印象付けたいなら、ニナ リッチのジュエリーをプラスオンしてみましょう。

2024年春夏のテーマは「Magical Poetry, Vibrant Freedom」(魔法のような詩、活気あふれる自由)。パールやカラーストーンできらめく感覚を表現した、解放的で好奇心をくすぐられるコレクションです。数年続いた停滞ムードから抜け出して、2024年は思い切って新たなことに挑戦したい！　そんなポジティブに自由に生きる女性にエールを贈るコレクションです。

ピンクトーンにレッドがアクセント、宝石のブーケ

春は他の季節よりも色鮮やかなカラーストーンが気になりませんか。そんな方は、新作の１つ「FLEUR FLOUE」（フルール フルー）をチェック。3色のカラーストーンをブーケのように詰め込んだジュエリー。淡いライラックの色合いの中で魅惑的な赤いガーネットがアクセントです。下部に向かって先細りになっていくブーケのデザインがポイント。シンプルなファッションを明るく、気分も華やかにしてくれます。

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パールにピンクゴールド、組み合わせが新鮮！

新作が発表されるたびに人気となるニナ リッチのパールジュエリー。新作の「DIAPHANE」(ディアファン)は、ドレスのように柔らかな形の花びらをパールにまとわせた、ニナ リッチのクチュールを彷彿とさせるしなやかなデザインです。奥深い輝きを見せるアコヤ真珠、優しいピンクゴールドの花びら、さらに花びらにはピンクサファイアがあしらわれていて、なんとも可憐。

パールジュエリーは一般的にイエローゴールドが主流。「DIAPHANE」のパールとピンクゴールドの組み合わせは新鮮に感じます。女性らしさが一層引き立つコレクションです。

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ニナ リッチのシンボル、リボンモチーフはさらにリボンらしく

ニナ リッチといえばリボン。リボンモチーフをデザインに生かした新作「NŒUD ACIDULÉ」（ヌー アシドゥレ）は、オートクチュールを再現したかのように立体的、ゆるくふんわりと結んだシルエットが独特。オリーブグリーンのペリドットとイエローサファイアのビタミンカラーが爽やか。これからのシーズンにぴったり！

ブランドの創業以来、コレクションの胸元やウエストラインを飾ってきたリボンは、ニナ リッチのアーカイブの中でも特別な意味を持ちます。リボンの曲線に合わせて、輝きのきれいなダイヤモンドを流れるようにセットしているところもポイント。縦向きのリボンは甘くなりすぎず、大人っぽくエレガントな雰囲気です。

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Brand Story 〜　オートクチュールの精神がジュエリーに生かされて

ニナ リッチは1932年、パリのカプシーヌ通りにオートクチュールサロンをオープンしました。創業者のマダム ニナ・リッチは10代の頃からお針子として技術を磨きます。デッサンを描かず、生地を顧客の体に直接当て、ピンを打ち、カットする彼女の独特の仕立て方は、「彫刻家のよう」とパリの上流階級の間で評判になりました。ドレープやプリーツが入った女性を最高に美しく見せるドレスの噂は海を渡り、ニナ リッチの名声は世界へ広がっていきました。

1948年には香水 レール・デュ・タン(時の流れ)が世界的に大ヒットし、フランスのトップメゾンとしての地位を確立します。女性の魅力を引き出す甘美な香りは、発売から75年以上たった今も人気商品です。

70歳代まで現役で活躍したマダム ニナ・リッチの引退後は、才能あふれるデザイナーたちが継承し、現在クリエイティブディレクターに1996年生まれのハリス・リードが就任。ニナ リッチの女性らしさをリスペクトしながら、大胆で楽観的なフェミニティを打ち出し、メゾンに新しい風を吹き込んでいます。

＊価格はすべて税込。
お問い合わせ：エスジェイ ジュエリー
TEL03-3847-9903
https://www.sjj.co.jp/ninaricci/

トップ画像：FLEUR FLOUE(フルール フルー:ぼかしの効いた花)K18・アメシスト・ピンクトルマリン・ガーネット。リング ¥391,600　ネックレス ¥299,200 イヤリング ¥250,800 / ピアス¥202,400