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ジュエリーと、ジュエリーにまつわるさまざまなエピソード

No.10 婚約指輪、ダイヤモンドでない選択もあり!?

BJI ブログ No.10

婚約指輪=ダイヤモンドというのいつ頃、定着したのでしょうか。これは1970年代、ダイヤモンド企業の最大手デビアスが展開したキャンペーン「婚約指輪は給料の3カ月分」というキャッチで、日本中に広がりました。当時、日本は高度成長期。そしてジュエリーも海外製品も珍しい時代だったので、誰もが夢中になって買いました。

あれから50年、日本の状況は随分と変わって、婚約指輪はやめて結婚指輪だけにするカップルも増えているとか。でもどうなんでしょう? 結婚する時はいろいろと物入りだけど、やっぱり一生の記念になる婚約指輪は省略しないほうがいいと思いますよ。婚約指輪は生涯身につけられるし、きちんとした場面でやっぱり持っていて良かったと、思う時が必ずあります。(経験者の本音です)

ただ一般的なラウンドブリリアントカット・ダイヤモンドだけが選択肢ではないと思います。ペアシェイプやオーバルなど他のカットもチェックしたいですね。他の宝石もありです。デビアスのキャンペーン以前は、日本ではパールが婚約指輪として選ばれていましたし、海外ではもっと柔軟です。新郎の母や祖母のリング(特に良家ではその傾向が強い)のお下がりだったり、家族に伝わる宝石をリメイクしたり、またエメラルドやルビーだったり、誕生石だったり……。よく知られるところでは、ダイアナ妃がチャールズ皇太子から贈られ、今はキャサリン妃が譲り受けたサファイアの婚約指輪もそう。メーガンもダイアナ妃の形見の2粒のダイヤモンドを用いて婚約指輪に仕立てました。

ブライダルリングコレクションというものは、実は日本で生まれました。今では海外ブランドでも当たり前のように展開していますが、企画したのは日本のジュエリーメーカーが最初と言われています。ジュエリーに慣れていない日本のカップルには、コレクションとしてまとまっているほうが選びややすいというところに着目したのでしょう。「4C」という分類もわかりやすく、売る人も買う人も好都合でした。さて現代の日本の女性は当時の女性たちよりもジュエリーに慣れ、情報も多く、見る目も高まり、自分のファッションスタイルに合うものを探す人が多くなりました。婚約指輪を選ぶ時に一つ気をつけたいのは末長く身につけるものなので、モース硬度の高い宝石がいいでしょう。

例えば、「サファイアのキング」と呼ばれるパパラチアサファイアは、ダイヤモンド(硬度10)の次に硬い9です。なので宝石としての価値も十分にあり、安心して日々着用できます。(もちろんダイヤモンドでさえ、割れることがあるので、扱いは丁寧に!)パパラチアサファイアのピンク色はブライダルリングのイメージにぴったりです。ダイヤモンドをセットされたマリッジリングと重ねれば、さらにゴージャス。何歳になっても愛せる宝石です❤️(I)

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