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NO.243 数十億円のブルーダイヤモンドがオークションに続々登場!誰の手に落ちる?

2023年10月5日、希少価値の高い大粒のブルーダイヤモンドが、香港のサザビーズのライブオークションで2,530万ドル(約37億7,400万円)で落札されました。

「Infinite Blue(インフィニットブルー(無限のブルー)」と名付けられたこのダイヤモンドは、11.28カラット。エメラルドシェイプのステップカットと、ラウンドシェイプのブリリアント・カットを組み合わせたラディアントカットが施されています。

オークションには、周囲にピンクダイヤモンドが取り囲み、両サイドには台形のダイヤモンド、その横にはメレダイヤがセッティングされたゴージャスなリングとして登場しました。サザビーズによると、「8という数字がアジアにおいて繁栄を象徴しているため意図的に11.28カラットにカットされた」ということです。このダイヤモンド原石が発見されたのは、3年前、南アフリカのカリナン鉱山から。

「カリナン」と言えば、ロンドン塔に保管されているクラウンジュエルは有名です。しかもそのブルーダイヤモンドは、すべてのダイヤモンド原石の中に0.5%未満しか存在しない希少性の高いタイプIIbというカテゴリーに属しているという点でも注目されていました。

昨年の同時期に開催されたオークションにも、デビアスのカリナン・ブルーダイヤモンドが出品されています。15.10カラットのステップカットのこのダイヤモンドは、史上最高の5,750万ドル(約85億7500万円)という高値を付けたことで話題となりました。

ブルーダイヤモンドのオークションは、2023年11月にスイス、ジュネーブのクリスティーズでも開催が決まっています。プライベートコレクションの一部である17.61カラットのロイヤルブルーと名付けられたペアシェイプのブルーダイヤモンドは、両サイドにペアシェイプのダイヤモンドをセッティングしたリングとして出品されます。クリスティーズは、「創業以来、世界的にもまれにみる希少性の高い逸品」とその素晴らしさをアピール。落札予想価格は3,500万~5,000万ドルということです。

画像を見るだけでも思わずため息が出てしまいます。それにしても、10カラット以上で状態もすばらしい希少性の高いブルーダイヤモンドが、ここ数年続々と登場していることに驚きを隠せません。

画像出展元: naturaldiamonds.com

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オリジナルポーチ。春から初夏にかけて、花々が咲き誇る風景。そこに、ブルートパーズやガーネット、さらに緑色の宝石を羽に散りばめたバタフライ。どこかにジュエリーをアクセントにしているのがこのポーチのデザインの特徴。両面とも同じプリントです。内側は柔らかなポリエステル。コスメ、ハンカチ、アクセサリーなど身の回りのものがたっぷり入り、人に見せたくなるポーチです。日本製。
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