Written by Brand Jewelry

コロナを機に家で過ごす時間が増え、ルームフレグランスを欠かさないという家もあります。イタリアのフレグランスブランド、ドットール・ヴラニエスの創業者で唯一の調香師であるDr.パオロ・ヴラニエスが来日。香りの選び方などアドバイスしてくれます。

香水文化はフランス発祥と言われますが、フランス宮廷に洗練された文化をもたらしたのはイタリア。15世紀、芸術の支援者として台頭したイタリア・フィレンツェの銀行家メディチ家の娘、後にフランスのアンリ2世に嫁ぐカトリーヌ・ド・メディシスです。フランスはその頃は力だけある粗野な国でした。そこに、芸術をはじめ、美しい絹織物、フォークやナイフ、宝石など、さまざまな物資や文化をカトリーヌは持ち込み、宮廷を華やかに彩りました。

香水は日本では仏教文化とともに広がり、平安時代の貴族の間で花開いたという歴史があります。しかしヨーロッパや中東の人々のように大量に消費する習慣には至らず、今でも他の国々と比べると日本の消費量は圧倒的に少量です。海外旅行に行かれたことがある人なら、飛行場やホテルに入った時点ですぐに独特の香りに気づいたことがあるでしょう。香りの好みは国によって異なります。

一時、なんでもかんでも「無香料」が流行したことが日本ではありました。コスメは香料によるアレルギーが不安視され、無香料が人気でした。しかし無香料というのはなんとも味気ないものです。かすかな香りが漂う石けん、ローションなどは、アロマ効果によって使いながら気持ちをリラックスさせてくれます。

ルームフレングランスは目に見えないインテリア

近年ルームフレグランスの人気が増していますが、コロナを機に家庭の必需品になったような感があります。お気に入りのルームフレグランスを玄関に配置すると、帰宅した時、ほっとします。季節によって香りを変えると、見えないおしゃれなインテリアになります。

ドットール・ヴラニエスは、イタリア・フィレンツェに本拠地を置くルームフレグランスとコスメのブランドです。創業者で調香氏のパオロ・ヴラニエス氏は、ボローニャ大学で化学・薬学を学び、薬剤師として独立。その後、幼少期に祖父が集めていた数々の美しい香水瓶の記憶が忘れられず、香りの歴史と豊かな文化を育ったフィレンツェでフレグランスの開発を始めました。

東京、福岡、大阪でイベントを開催

ドットール・ヴラニエスは2023年、創業40周年を迎え、それを記念し日本の３店舗の直営店で、Dr.パオロ・ヴラニエス氏が自ら香りの選び方のコツ、誕生日秘話などを話してくれます。この機会に、イタリアの豊かな香りの文化に触れてみては？

【開催日】
11月23日（木・祝）14:00～18:00　代官山直営店　イベントは予約制。
11月25日(土)13:00～19:00・11月26日(日)11:00～19:00　福岡直営店
11月27日(月)13:00～17:00　大阪心斎橋直営店
予約制。詳しくはホームページで確認してください。
https://drvranjes.jp/26299

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お問い合わせ：株式会社Dr. Vranjes JAPAN〈ドットール・ヴラニエス ジャパン〉
TEL： 03-6427-0350

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